府民の声と府の考え方 公表(一覧)


府民の声と府の考え方 公表(詳細)


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社会福祉施設等における面会禁止について

府民の声

何度か意見をお伝えしています。
コロナ禍の社会状況は、当初から大きく変化していると思います。お酒の飲み方やスポーツ観戦の方法が議論される一方で、高齢者施設の面会ができない状況は変化しません。社会の中で取り残されている案件であると感じます。面会については、病院や施設の各々の判断に委ねられていますが、感染症対策の知識がある医師や看護師がいる病院と施設とでは大きく異なると感じます。面会ができると判断する材料を、各々に任せずに提示して頂きたいと願います。私は現在の社会状況下では面会は一定条件の元、できると判断します。しかし施設は先述の理由から感染に対して臆病にもなるであろうと推測します。何を担保すれば実現するのかという指針を大阪府から出して頂きたいと思います。
お世話になっている施設に直訴をしていますが、個人の意見だけでは動きにくいでしょうし、「大阪府に言われているから」とも聞きました。
我々の人生の先輩である高齢者が、安全に家族と面会できる社会の実現を目指して、ぜひ大阪府から発信をお願いします。

府の考え方

 高齢者施設における面会については、国の令和2年10月15日付事務連絡「社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について(その2)」において留意点が示されており、大阪府から府内の高齢者施設に対して国の事務連絡を周知したところです。
 本事務連絡で、面会については、感染経路の遮断という観点と、つながりや交流が心身の健康に与える影響という観点から、地域における発生状況等も踏まえ、対応を検討することとなっています。
 また、高齢者施設のワクチン接種が進む中、国の令和3年7月19日付事務連絡では、面会の実施例や留意事項について再周知されています。
 大阪府内の最近の発生状況を見ますと、感染者の半数程度が大阪市となっている一方、感染者のいない地域もあり、市町村によって発生状況が異なっている状況です。
 新型コロナウイルスについては、どのように感染拡大し、また、収束していくのか、未だわかっていない部分もある中、現時点において、一律に、何を担保すれば面会ができるかを示すことは難しく、地域における発生状況等を踏まえ、面会の実施例を参考に管理者において対応をご検討いただくほかないと考えております。
 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

(参考)
 社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点について(その2)(一部改正)
 https://www.mhlw.go.jp/content/000683520.pdf
 高齢者施設等における面会に係る事例集及び留意事項等の再周知について
 https://www.mhlw.go.jp/content/000808326.pdf

(2021年10月22日連絡)

所管課

福祉部 高齢介護室介護事業者課

カテゴリー

健康・医療

回答種別

回答したもの

受付日

2021年10月18日

公表日

2021年11月5日


ここまで本文です。