府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
府立高校の再編整備について |
府民の声 |
府教委は、また新たに府立高校を3校廃止する事を決めたようだが、どう考えてもおかしい。 大阪府・府教委は「定員」というものについて、どう考えているのか? 「定員」とは、その人数まで受け入れられる数ではないのか? 私学なら、経営上の問題もあるので、追試・再試なども行い、定員割れを避ける事もある。 しかし、公立高校で、定員は必ずその人数の生徒を入学させなければならない、という数字ではないだろう。 大阪府・府教委の「府立高校の定員」というものについての考え方を知りたい。 「定員」に満たなければ、それなりに手厚い教育ができるはず。 また、生徒募集を現場の教員に丸投げするのではなく、府および府教委がバックアップする等の支援はしてきたのか? できれば文書で回答してもらえないか。 統合した後の土地についても、非常に気になる。 学校は、災害時の避難所にもなり、地域住民の活動でも利用される。 今後の災害時に影響が出る事は想定していないのか? 大阪府のさまざまな施策について、非常に不安を覚えている。府立高校の統廃合も、府民の利益になるとは到底思えない。 上記のような問題について、資料があるなら、提示してほしい。 |
府の考え方 |
府立学校の募集定員については、教育内容やこれまでの志願動向、地域ごとの中学校卒業者数等を勘案しつつ、適正な人数規模も見定めながら決定をしています。 また、府立学校の配置については、大阪府立学校条例第2条第1項で「府立学校は、教育の普及及び機会均等を図りつつ、将来の幼児、児童及び生徒の数、入学を志願する者の数の動向、当該府立学校の特色、その学校が所在する地域の特性その他の事情を総合的に勘案し、効果的かつ効率的に配置されるよう努めるものとする。」と規定され、第2条第2項では「入学を志願する者の数が三年連続して定員に満たない高等学校で、その後も改善する見込みがないと認められるものは、再編整備の対象とする。」と規定されています。 今回、募集停止(案)として決定した3校については、「入学を志願する者の数が三年連続して定員に満たない高等学校」として大阪府立学校条例第2条第2項の対象となり、「改善する見込み」を検討したうえで、(案)として決定するに至ったものです。 生徒募集に係る支援については、これまで、学校のPR活動への助言、中学校が主催する説明会等において府教育庁からも説明を行うなど、学校の特色や取り組みへの理解が深まるよう支援を行っています。 閉校した学校については、全庁統一ルールに基づき、 1. 府教育庁内各所属に活用意向確認を実施 2. (1.で希望がなければ)府全所属に活用意向確認を実施 3. (2.で希望がなければ)地元市に買取意向確認を実施 4. (3.で希望がなければ)一般競争入札で売却 という流れで跡地活用の検討を進めていくことになります。 (2021年09月21日連絡) |
所管課 |
教育庁 教育振興室高校再編整備課 |
カテゴリー |
教育・学校・青少年 |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2021年9月2日 |
公表日 |
2021年10月1日 |