府民の声と府の考え方 公表(一覧)


府民の声と府の考え方 公表(詳細)


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大阪府のパブリックコメント制度と府民意見募集について

府民の声

本日の報道発表資料によると「令和2年度大阪府建設事業評価審議会都市整備部会の審議対象事業に対する府民意見等の募集について(都市整備部)」と「「大阪府の地籍調査促進戦略2020(案)」に対する府民意見等の募集について(環境農林水産部)」の掲示がありました。ところが大阪府ホームページのトップページに示されているパブリックコメントのバナーから「パブリックコメント(計画案等へのご意見)の実施状況」での現在意見募集中の案件一覧には、後者はありました。しかし、前者の府民意見募集は掲示されていません。
私たち一般府民は、府民意見募集とパブリックコメントとは同じものと理解します。そこで、お尋ねします。大阪府では、府民意見募集という語句とパブリックコメントという語句はどの様に定義され、どの様に使い分けて制度の運用をされているのでしょうか?先月も大阪府河川整備審議会(都市整備部)が府民意見募集を行っています。数年前にも都市整備部は同様のことをされていましたので、今回と同様のクレームを伝えています。この時、大阪府は「誤解の生じないように善処する」と回答されています。河川整備部は今回もあたかもパブリックコメント実施を装うフェイクと見まがう行為をされています。このままでは、せっかくのパブリックコメント制度の根幹が取り崩されてしまいます。大阪府では、前回に引き続く今回の都市整備部の行為についていかなるご見解でしょうか?お聞かせ下さい。

府の考え方

 「令和2年度大阪府建設事業評価審議会都市整備部会の審議対象事業に対する府民意見の募集について」は、大阪府ホームページの「パブリックコメント(計画案等へのご意見)の実施状況」の《参考案件一覧(大阪府議会事務局・その他の意見等の募集)》欄に掲載しておりました。
 パブリックコメントの対象となる計画等については、「大阪府パブリックコメント手続実施要綱」第3条第1項で『府の基本的な施策に関する計画、指針等の策定及びこれらの重要な改定』と定めており、広域行政を担う府の責務に照らして、計画等が大阪府域全般及び大阪府民全体に広く影響を与えるものをパブリックコメント実施対象としています。 
 「特定地域を対象とした河川整備事業」における「建設事業評価に対する府民意見募集」は、大阪府の附属機関である大阪府河川整備審議会に諮問を行い、当附属機関が答申を出すための過程で実施している府民意見募集のため、要綱に基づいて実施機関が行うパブリックコメントではありません。
 なお、要綱に基づかない府民意見募集についても大阪府ホームページへの掲載などにより府民への周知に努めてまいります。

(2020年08月28日連絡)

所管課

府民文化部 府政情報室広報広聴課/都市整備部 事業管理室事業企画課/都市整備部 河川室河川整備課

カテゴリー

府政運営・市町村

回答種別

回答したもの

受付日

2020年7月27日

公表日

2020年9月4日


ここまで本文です。