府民の声と府の考え方 公表(詳細)
件名 |
公共工事について |
府民の声 |
大阪府知事 殿 現在、大阪府下では緊急事態宣言が出され、私達も極力外出を控えているところですが、○○市□□の府営住宅地における工事が続いています。 緊急事態宣言の主旨は、他都道府県に続き感染者が多い大阪府でも、このままでは十分予想される医療崩壊を避け、人命を守る事にあると理解しています。 しかし、保育園から高校まであり、住宅が密集した□□に広範囲から工事関係者が集まってくるというのは、感染拡大防止という観点から問題があります。緊急事態宣言中は、工事を一時中断すべきです。 感染症は、人と人との接触を避ければ確実に拡大を防げます。そのため、知事が人の移動の自粛を求め緊急事態宣言を発出したのではないでしょうか? この事を住宅まちづくり部(住宅整備課)にお願いしても、「建設工事等の今後の対応について、受注者からの申し出があった場合は、受発注者間で協議を行います。」との返答しか返ってきません。 受注者からの申し出を待っているという大阪府(発注者)の姿勢は、府の発出した緊急事態宣言の主旨に反するものであり、5月上旬までは人の移動制限を徹底し、感染防止に向かっていかなければ感染拡大を止め、医療崩壊を防ぐ事は出来ません。△△は、既に発注者に工事中断の申し出を行っています。 受注者の申し出を待つのではなく、発注者としての府の対応(考え方)について、再度、知事の見解を求めます。 なお、回答はメールにてお願い申し上げます。 |
府の考え方 |
国では、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」において、社会の安定の維持の観点から、緊急事態宣言がされた場合においても、事業の継続が求められる事業として、公共工事が位置付けられています。 本府としては、国からの「緊急事態宣言を踏まえた工事の対応について」の通知に基づき受注者へ工事中止の意向確認を行いましたが、受注者から工事継続との回答を得たため、引き続き安全に注意しながら工事を行っております。 ご指摘のコロナ感染拡大の防止については、現場内で3密を避け、朝礼・昼食・休憩時は離隔距離を取ることや体温の計測、手洗いうがいの徹底、作業員が工事敷地外へ出る時はマスクの着用や通行人との離隔距離2メートルを厳守する等を受注者に対して重ねて指導してまいりますので、ご理解ご協力頂きますようよろしくお願い致します。 (2020年04月23日連絡) |
所管課 |
住宅まちづくり部 公共建築室住宅建築課 |
カテゴリー |
くらし・住まい・まちづくり |
回答種別 |
回答したもの |
受付日 |
2020年4月14日 |
公表日 |
2020年5月1日 |