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テーマ

高校授業料補助に関するもの

府民の声

吉村知事が知事選挙の公約として掲げた「私立高校の無償化」は、当選後、実現の方向に進みつつあるが、私は反対である。私立高校は経済的に恵まれた家庭の子どもが通う学校であるので、無償化により同じ学校に通う生徒の中に大きな経済格差が生まれる。そもそも、私立高校は独自の奨学制度が充実しているので、行政が私立高校の就学支援をする必要はない。もし支援するのなら、偏差値が60以上である生徒や、またはスポーツや他分野で努力し頑張っている生徒に対しての支援とするべきで、無条件に無償化にするのはおかしい。
知事選の時には、「吉村知事が当選すれば、給食費が無償になる」と言って、知事に票を投じる人もいた。給食費を無償にするのではなく、「栄養価の高い給食にします」という公約であれば、まだ納得できるが、親は無償であれば何でもよく、そこに付け込んだだけの政策である。
また、大阪府が掲げる私立高校の無償化制度は、公費での負担だけでなく、各私立高校にも負担を強いているようだ。府として実施する制度であれば、すべて公費で負担するべきだ。また、公立高校については、大学推薦の生徒の選出において基準が甘く、留年すれすれの生徒でも大学推薦があると聞く。土曜日は休校であり、その教育の充実度は私立高校と差がある。公立高校に進学しても、私立高校と同じように十分な教育が受けられるように、教育内容を充実させて、子どもが進学したい学校となるよう努力するべきだ。

カテゴリー

教育・学校・青少年

受付日

2023年6月16日

公表日

2023年7月31日


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