令和4年度の電話相談の総件数は、73,075件(1日平均200.2.件)と、過去最高の相談件数となりました。19時から22時台の電話相談が全体の6割を占め、23時台以降は約4割と、例年と同じ傾向でした。相談される子どもの年齢は0歳が23.8%、1歳が21.0%となり、この比率も例年と同じ傾向でした。また、多かった相談は、発熱(36.0%)、嘔吐(9.7%)に関するものでした。症状発生から1時間以内での相談が48.5%と全体の半数を占めていました。
令和4年度は7月の相談件数が突出しており、相談内容としては発熱によるものが多くありました。要因としては、新型コロナウイルス感染症を懸念した相談と考えられます。
22時台までの相談が約6割近くを占めますが、深夜帯の相談も約3割と引き続き相談が寄せられました。
例年と同様に、発熱に関する相談が、36.0%と一番多い傾向にありました。
市町村ごとの相談件数では、守口市、豊中市、寝屋川市、吹田市、摂津市で利用率が高く、よく利用されていることがわかります。
「受診に関して」知りたいという相談が7割以上を占めており、家庭で保護者がどのように考え、対応すればよいかといった相談も比較的多く見受けられました。
「助言のみ」や「昼間にかかりつけ医で受診」、「何かあれば医療機関を受診」することを勧めるケース等、家庭でどう看るかを説明するケースが多く見受けられました。
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健康医療部 保健医療室医療対策課 救急・災害医療グループ
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