個人情報の流出について

代表連絡先 総務部  統計課  産業・労働グループ
ダイヤルイン番号:06-6210-9198
メールアドレス:tokei@sbox.pref.osaka.lg.jp

提供日

2024年4月15日

提供時間

14時0分

内容

 労働力調査(※)において、調査対象世帯が入力した個人情報を含む回答を別の調査対象世帯が閲覧できる状態になるという事案が発生しました。
 このような事案を招きましたことを深くお詫び申し上げますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。

(※)総務省統計局が所管する基幹統計調査の一つであり、都道府県の法定受託事務。
 大阪府知事が任命した統計調査員が府内で毎月約180調査区、約2,700世帯を訪問して、就業・不就業の状態に関する調査票の配布・回収を行うもの。

1 閲覧可能となった個人情報
(1)氏名及び男女の別、(2)世帯主との続き柄、(3)出生の年月、(4)配偶の関係、(5)月末1週間に仕事をしたかどうかの別、(6)月末1週間に仕事をした日数と時間、(7)当月の1か月間に仕事をした日数、(8)勤めか自営かの別及び勤め先における呼称、(9)雇用契約期間の定めの有無及び1回当たりの雇用契約期間、(10)勤め先・業主などの経営組織・名称及び事業の内容、(11)本人の仕事の内容、(12)勤め先・業主などの企業全体の従業者数、(13)最近の求職活動の時期、(14)就業の可能性、(15)探している仕事の位置づけ(主にする仕事か又はかたわらにする仕事か)、(16)求職の理由

2 事案の経緯
〇令和6年3月24日(日曜日)
 ・統計調査員が、労働力調査の調査書類及びインターネットで回答を行うためのIDとパスワードが記載された用紙(以下、「ID用紙」という。)を配布するため、世帯Aを訪問するも不在であったため、配布しなかった。
 ・引き続き、労働力調査の調査書類及びID用紙を配布するため、世帯Bを訪問したところ、本来世帯Aへ配布する予定であったID用紙を誤って世帯Bに配布した。
〇令和6年3月24日(日曜日)から令和6年3月31日(日曜日)
 世帯Bはインターネットで回答を行い、回答内容を一時保存した。
〇令和6年3月31日(日曜日)
 午後4時頃
 ・統計調査員が世帯Bへ誤って世帯A用のID用紙を配布していたことに気がついたため、世帯Bを再度訪問し、世帯A用のID用紙を回収した。
 ・統計調査員が世帯Aを訪問し、世帯Bから回収したID用紙をそのまま配布した。
 午後4時26分頃
 世帯Aがインターネット回答のためログインしたところ、自分と違う氏名などの回答が入っていたため、労働力調査コールセンターへその旨を連絡した。
〇令和6年4月1日(月曜日)
 午前9時55分頃
 世帯Aからコールセンターへ問い合わせがあった件について、総務省統計局から統計課へ連絡があり、統計調査員が、誤配布したものを回収し、別世帯へ再配布した可能性があるため確認するよう依頼があった。
 午前10時30分頃
 統計課職員が、配布状況を当該統計調査員へ聞き取った結果、ID用紙を誤配布したことを確認したため、ただちに総務省統計局へ報告し、統計課で情報を閲覧できないようにした。
 午後7時20分頃
 統計課職員が世帯Bを訪問し、経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。
〇令和6年4月7日(日曜日)
 統計課職員が世帯Aを訪問し、経緯説明及び謝罪を行い、了承を得た。

3 発生原因
 調査書類等を誤配布した際は、誤配布した書類を回収することはせず、統計課職員へ報告して対応方法の指示を受けることとなっていたが、当該統計調査員が手順を失念し、統計課職員に調査書類等を誤配布したことを報告しないまま、回収した書類を再配布してしまった。

4 再発防止
 ・誤配布を行った統計調査員に、改めて調査書類等の配布時に配布先の確認を行うとともに、誤配布が発生した場合は、それに気づいた時点で速やかに統計課に連絡するよう指導を行った。
 ・労働力調査の全統計調査員に対し、速やかに本事案及び誤配布を行った際の対応方法について周知し、同様の事案が生じないよう注意喚起を行った。
 ・今後他の統計調査を含め、統計調査員の来庁時や研修会開催の機会を通じ、本事案等の事例検討を行うなど個人情報の適正な管理について徹底するよう指導する。

関連ホームページ

労働力調査

資料提供ID

50973

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