報道発表資料

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内容

　難病患者が居住する地域に関わらず、等しくその状態に応じた良質かつ適切な医療の提供を受けるには、拠点となる医療機関及び、身近な医療機関による医療提供体制を整備し、難病対策全体の質の向上を図る必要があります。

　そこで大阪府では、「難病の患者に対する医療等に関する法律」などを踏まえた医療提供体制を整備するため、難病医療の拠点となる「大阪府難病診療連携拠点病院」と難病における特定の分野に関する専門的医療を実施する「大阪府難病診療分野別拠点病院」、身近な医療機関で医療の提供と支援を行う「大阪府難病医療協力病院」を指定しています。

　このたび、令和６年３月３１日付で各医療機関の指定期間が満了することに伴い、次期指定期間（令和６年度から令和１１年度）にかかる募集を実施し、審査の結果、下記の医療機関を指定しましたのでお知らせします。

１　指定した医療機関名（５０音順）

　【大阪府難病診療連携拠点病院】　１４医療機関（現在の指定医療機関：１２医療機関）

　　医学研究所北野病院　（大阪市北区）　【継続】

　　和泉市立総合医療センター　（和泉市）　【新規】

　　大阪医科薬科大学病院　（高槻市）　【継続】

　　大阪急性期・総合医療センター　（大阪市住吉区）　【継続】

　　大阪公立大学医学部附属病院　（大阪市阿倍野区）　【継続】

　　大阪市立総合医療センター　（大阪市都島区）　【新規】

　　大阪赤十字病院　（大阪市天王寺区）　【継続】

　　大阪大学医学部附属病院　（吹田市）　【継続】

　　大阪南医療センター　（河内長野市）　【継続】

　　関西医科大学附属病院　（枚方市）　【継続】

　　近畿大学病院　（大阪狭山市）　【継続】

　　堺市立総合医療センター　（堺市）　【継続】

　　市立岸和田市民病院　（岸和田市）　【継続】

　　市立東大阪医療センター　（東大阪市）　【継続】

　【大阪府難病診療分野別拠点病院】　３医療機関（現在の指定医療機関：３医療機関）

　　大阪刀根山医療センター　（豊中市） 【神経・筋疾患群】　【継続】

　　大阪母子医療センター　（和泉市）【小児期における指定難病全般】　【継続】

　　国立循環器病研究センター　（吹田市）【循環器系疾患群・呼吸器系疾患群】　【継続】

　【大阪府難病医療協力病院】　１１医療機関（現在の指定医療機関：１３医療機関）

　　藍野病院　（茨木市）　【継続】         

　　大阪府済生会富田林病院　（富田林市）　【継続】

　　大手前病院　（大阪市中央区）　【継続】

　　関西医科大学総合医療センター　（守口市）　【継続】

　　岸和田徳洲会病院　（岸和田市）　【継続】

　　市立池田病院　（池田市）　【新規】

　　市立貝塚病院　（貝塚市）　【継続】

　　市立吹田市民病院　（吹田市）　【継続】

　　第二大阪警察病院　（大阪市天王寺区）　【継続】

　　畷生会脳神経外科病院　（四條畷市）　【継続】  

　　PL病院　（富田林市）　【継続】

２　指定期間

　　令和６年４月１日から令和１２年３月３１日

３　主な役割

　【大阪府難病診療連携拠点病院】

　・「大阪府難病医療協力病院」、「大阪府難病診療分野別拠点病院」と連携し、患者の受入れや治療等を実施

　・医療従事者、患者本人及び家族等に対して、難病に関する適切な情報を提供

　・難病診療に携わる医療従事者への研修や難病患者の就労支援関係者を対象とした研修の実施若しくは、講師の派遣協力などに積極的に関与

　・大阪府が行う難病対策の推進を積極的に支援

　【大阪府難病診療分野別拠点病院】

　・指定された疾患群において診断・治療に必要な検査の実施などの医療等を提供すること

　・診断後は難病患者の意向を踏まえ、身近な医療機関で治療を継続できるよう、関係機関と連携しながら支援すること

　【大阪府難病医療協力病院】

　・「大阪府難病診療連携拠点病院」、「大阪府難病診療分野別拠点病院」と連携し、患者の受入れや治療等を実施

　・地域の病院や診療所及び保健所等の関係機関からの難病患者に関する相談や、必要に応じて患者の受入れを実施

　・地域において難病の患者を受け入れている福祉施設等からの要請に応じて、医学的な指導・助言を行うとともに、患者の受入れを実施

　・保健所等の関係機関が開催する難病に関する会議や研修等への協力・参加

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