なにわの伝統野菜に「大阪黒菜」を新たに追加!

代表連絡先 環境農林水産部  農政室推進課  地産地消推進グループ
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メールアドレス:CHISAN-CHISHOU@gbox.pref.osaka.lg.jp

提供日

2024年2月7日

提供時間

14時0分

内容

 大阪府では、府内で古くから栽培され、歴史・伝統をもつ大阪独自の品目について、「なにわの伝統野菜」として認証する制度を平成17年に創設し、過去の文献などを参考にこれまで天王寺蕪など21品目を認証しています。
 このたび、「大阪黒菜」を新たに認証しましたので、お知らせします。 

■「大阪黒菜」とは
 ・明治10年代には大阪市内において、自家消費用の野菜として栽培されていた漬菜の一種です。
 ・葉身は厚く、色は濃い緑色で、低温に当たるほど光沢が増して黒光りします。
 ・加熱調理すると甘さが出て、独特の風味を持ちます。
 ・現在府内で5アール程度栽培されています。

     大阪黒菜
                   大阪黒菜

■「大阪黒菜」を味わう
 希少な野菜である「大阪黒菜」を、以下の場所でご賞味いただけます。 
 
【食べられる場所】
  ・「ころころ亭」 大阪市平野区喜連西4−6−28
  ・「大阪産料理 空(そら)」 各店舗(堀江店、なんばこめじるし店、船場女将小路店、泉佐野駅構内店 )
【買える場所】
  ・「サン・フレッシュ 近鉄上本町店」 大阪市天王寺区上本町6−1−55
  ・大阪木津卸売市場 「丹喜丹井商店」 大阪市浪速区敷津東2−2−8
※栽培量に限りがあることから、取扱時期や数量にご注意ください。


■なにわの伝統野菜とは
  (1)概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜。
 (2)苗、種子等の来歴が明らかで大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜。
 (3)現在も府内で生産されている野菜。
<現在の認証品目(21品目)>
 毛馬胡瓜(けまきゅうり)、玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)、勝間南瓜(こつまなんきん)、金時人参(きんときにんじん)、大阪しろな(おおさかしろな)、天王寺蕪(てんのうじかぶら)、田辺大根(たなべだいこん)、芽紫蘇(めじそ)、服部越瓜(はっとりしろうり)、鳥飼茄子(とりかいなす)、三島独活(みしまうど)、吹田慈姑(すいたくわい)、泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ)、高山真菜(たかやままな)、高山牛蒡(たかやまごぼう)、守口大根(もりぐちだいこん)、碓井豌豆(うすいえんどう)、難波葱(なんばねぎ)、堺鷹の爪(さかいたかのつめ)、馬場なす(ばばなす)、貝塚澤茄子(かいづかさわなす)


国連では、2030年までの国際目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本取組は、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。

SDGs2 SDGs13SDGs wheel

大阪府は「SDGs未来都市」として、SDGsの推進を図ってまいります。

関連ホームページ

なにわの伝統野菜

 

なにわの伝統野菜認証制度

資料提供ID

50317

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