報道発表資料

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内容

　令和5年住宅・土地統計調査（※）において、大阪市で従事する統計調査員（以下「当該調査員」という。）が個人情報の含まれた調査関係書類の画像を不特定多数が閲覧できるＳＮＳ上に投稿し、一定数の閲覧があったことが判明しました。

　このような事態を招いたことをお詫び申し上げますとともに、再発防止の徹底を図ってまいります。
 
（※）令和5年10月1日現在を調査期日として実施する基幹統計調査であり、調査単位区から抽出した一部世帯に調査への回答を依頼しているもの。
　市町村から推薦を受けた統計調査員候補者を大阪府知事が任命し、統計調査員は市町村長の調査実施上の指導を受け、対象世帯を訪問して、調査票の配布・回収を行う。
　
１　ＳＮＳに投稿された個人情報
　・調査単位区設定図（調査対象住宅の範囲を示す地図）に記載されていた住宅の位置　45世帯
　・氏名（全て表札から入手した情報）　32名
　・在宅状況　3世帯　
　・調査への回答意思　2世帯
　
２　経過
○令和5年9月26日（火曜日）午前0時56分頃
　大阪市西成区の担当として任命された当該調査員がＸ（旧Ｔｗｉｔｔｅｒ）に令和5年住宅・土地統計調査に関する調査票配布用封筒、調査員証、調査用手提げ袋及び調査単位区設定図の画像を添付し、投稿した。

○同日午前9時頃
　大阪府の統計課職員が投稿を発見し、大阪市統計担当部局の職員に情報提供するとともに事実確認を依頼した。

○同日午前10時頃
　大阪市職員が当該調査員の自宅を訪問し、その場で投稿を削除するよう指示し、投稿が削除されたことを確認した。
　
３　原因
　大阪市において調査員説明会等を行い、個人情報の取扱い等について指導していたが、当該調査員の理解が不足していた。
　
４　再発防止策
　府内市町村に対し本事案を共有するとともに、調査員への調査書類等の管理及び個人情報の取扱いに関する指導を徹底するよう働きかける。

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