府立支援学校における食物アレルギーにかかる誤食について

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提供日

2023年5月12日

提供時間

14時0分

内容

府立東住吉支援学校において、食物アレルギーのある生徒に誤ってアレルゲンを含む給食を提供し、生徒が喫食するという事案が発生しました。

このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、再発防止に取り組んでまいります。


1.事案の経緯

○4月24日(月曜日)

 ・ごまにアレルギーのある高等部の生徒に、「七味唐辛子」を使用した給食を提供した。

 ・小学部教員が献立表に記載されていない「ごま」が給食に入っていることに気付き、栄養教諭へ連絡した。栄養教諭が准校長へ報告し、当該生徒の担任へ連絡した。

・担任、養護教諭及び准校長が当該生徒の体調を確認し、教頭が保護者へ電話連絡した。その後、経過観察等を行ったが、当該生徒にアレルギー症状は見られなかった。 

・准校長より教育庁へ報告を行った。

・担任が当該生徒と共に下校し、保護者へ経緯説明及び謝罪を行った。

・校長、教頭、担任が当該生徒宅へ訪問し、保護者に改めて謝罪した。

・下校後、自宅にて頬の赤みが確認されたが、体調に大きな変化はみられなかった。

○4月26日(水曜日)

・ 過去の「七味唐辛子」の使用状況を確認したところ、令和4年12月2日、令和5年3月14日にも当該生徒に提供し、喫食していることが判明した。

 なお、この際も、当該生徒の体調変化は確認されていない。


○5月1日(月曜日)

・全校児童生徒の保護者に向けて説明会を実施し、経緯説明及び謝罪を行った。

2.事案の原因

・原材料をこれまで使用していた「一味唐辛子」から「黒ごま」を含む「七味唐辛子」に変更した際、献立表を「七味唐辛子」に変更することを失念していた。

・教育庁が作成した「学校における食物アレルギー対応ガイドライン≪令和3年度改訂≫」に基づき、使用食材の原材料配合表を業者から取り寄せて複数の教職員及び保護者で原材料等を確認することを失念していた。


3.再発防止に向けての取組み

・献立表を作成する際、複数の教職員で原材料が正しく記載されていることの確認を徹底する。

・給食で使用するすべての食材(生肉、生野菜を除く)の原材料配合表を取り寄せ、複数の教職員及び保護者で原材料等を確認することを改めて徹底する。

・缶詰や冷凍の魚等、原材料配合表を配付しない食材は複数の教職員でアレルゲンが含まれていないことを確認する。

・教育庁において、給食を実施するすべての支援学校へ同様の事故が起こらないよう周知し、「学校における食物アレルギー対応ガイドライン≪令和3年度改訂≫」に基づく対応がとられているか再度点検するよう指示した。

資料提供ID

47667

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