平成26年度ボランティア・ミーティング(堺市・泉北地区)

更新日:2015年3月30日

平成26年度ボランティア・ミーティング(堺・泉北地区)を実施しました。

◎ポイント

ボランティア研修1 ボランティア2 ボランティア3 

☆堺市と忠岡町から報告がありました。堺市立黒山小学校「黒小ネットについて」の報告では、「地域につくられた学校の応援団」として、学校が必要とする地域支援をを行う「黒小ネット」について報告いただきました。「忠岡町放課後こども教室(キッズクラブ)」の報告では、多彩なメニューの活動に加えて、世代間交流などを交えた、子どもたちの豊かな学びの場を提供する取組みを報告していただきました。

☆後半のグループディスカッションでは、「今の子ども達にとって、必要な地域の支援とは?」のテーマについて、地域のボランティアの方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から、地域活動に対する思いやアイデアについて語りあいました。

1.日時・会場等

  平成26年12月3日(土曜日) 10時から12時  忠岡町役場(シビックセンター南館2階 ふれあいホール)  42名参加

2.研修の様子

○アイスブレイキング

アイスブレーキング1  アイスブレーキング2  

 ・参加者全員が、自己紹介を兼ねたビンゴゲームをしながら、自分の活動を紹介しあいました。普段の活動で身に着けている帽子やジャンパーなどのアイテムを持ち寄りながらの自己紹介は大いに盛り上がりました。

○取組み紹介

テーマ    「黒小ネットについて」
報告者  堺市立黒山小学校コーディネーター      大迫 友美

報告(堺市1)  報告(堺市2) 

・堺市立黒山小学校 「黒小ネット」とは、子どもの健やかな成長のために、学校が必要とする活動について、地域の人材をボランティアとして派遣する組織で、「地域につくられた学校の応援団」です。
平成25年度から始動した「黒小ネット」では、現在、まなび隊・育て隊・読み隊・伝え隊・見守り隊を設け、5つのテーマで活動を展開しています。

・「まなび隊」は交通安全教室や町探検のお手伝い、「育て隊」は花壇の整備などで花を育て、「読み隊」はお昼休みに読み聞かせを、「伝えたい」は茶道を通して伝統文化を伝え、「見守り隊」は登下校の安全を見守っています。それぞれ、ボランティアの方々が意欲的かつ楽しみながら参加しています。他にも月曜日・木曜日・金曜日の放課後学習を行っています。

テーマ  「忠岡町放課後子ども教室(キッズクラブ)」
報告者  忠岡町放課後こども教室コーディネーター  花野 弘子

報告(忠岡町1)  報告(忠岡町2) 

・「忠岡町放課後こども教室(キッズクラブ)」 には、8つのクラブ(お茶・ダンス・フラ・大正琴・英会話・手あみ・ちぎり絵・レク+スポーツ)があり、必ず1人1クラブに入り、楽しく活動しています。

・ 普段の活動以外に、 町の様々な行事にも参加したり、発表会もあります。レク+スポーツでは、スポーツセンターのコーチにAEDに関する講習を子ども向けに実施してもらうなど、実習を通して学びの機会を設けています。

・ 今年のキッズクラブの目標を、「グループ活動を行う!」と定め、子ども達自身で考えながら、高学年は低学年のお世話をしたり、指導者のお手伝いをしました。

・ その他にも、毎年世代間交流として、福祉センターを訪問しています。また、いろいろな遊び(折り紙・将棋・カルタなど)を通じて、交流を深めました。


 

○グループディスカッション

テーマ    「今の子ども達にとって必要な地域の支援とは?」

ディスカッション1  ディスカッション2  ディスカッション3

・4人程度のグループに分かれ、各テーブルでテーマについて語りあいました。テーブルにある模造紙には出た意見やイラストなどを自由に記入していきました。
    
・途中、別のテーブルに移り、メンバーをかえて同じテーマで話し合いました。前の人たちが残した書き込みを見ながら、より深い気づきが生まれました。

 ・再び、最初の班に戻り、追記された模造紙などを参考に、考えや思いを共有しました。

・日頃、ボランティアとして子どもたちと接しておられる方はもちろん、学校関係者、教員をめざす学生等が、それぞれの立場から地域の役割や期待等について話し合いました。地域同士の情報交換の場となったことはもちろん、幅広い年齢が集まり、いつもとは少し違う視点で話し合いができました。

3.参加者アンケートから

アイスブレーキングについて

○ゲームをまじえたアイスブレイキングで気軽に話すことができました。

取組み紹介について

○色々な方が教育コミュニティづくりに関わっていること、またその方々の考え方を知ることで勉強になる取組みだった。

○取り組みの具体的な内容についてお聞きすることができて良かったです。

○大きなイベントも身近な活動も結局、一人ひとりの顔が見える関係づくりからですね。

○忠岡町の様々な取組みについて知ることができると同時に、新たな発見をたくさんすることができました。

○実際に子どもと関わっている人たちの話を聞けて現場を知ることができたのが非常によかったです。新しい意見を得ることもできました。

○黒小ネットはとてもしっかりした組織づくりができていて勉強になりました。

○自分が小学生のときにもあったらよかったのにと感じる取組みでした。

○問題点から具体的にどのように改善されたのか明確になっておりわかりやすかったです。

○学校で組織化された取組みを知ることができ、参考にさせていただきたいと思いました。

○「地域の子どもたちのために」という気持ちで行動していらっしゃる方がこんなにいることに感動しました。

ワークショップについて

○話し合いの大切さを改めて感じた。

○様々な意見をうかがうことができて大変参考になりました。

○普段、話す機会がない方と話せてよかったです。

○自分自身のお土産になりました。小学校でもこのワークを取り入れていきたいです。

○立ち場によって視点が違うものだと思った。

○緊張が少しほぐれるとともに話しやすい場があったのでよかったです。

○子どもと話をすることが大切だと思っていたが、コミュニケーションをする場を設けること、また地域の人や保護者の方ともかかわることが大切だと思った。

○ディスカッションはとても楽しかったです。もっといっぱいお聞きしたいこともありました。勉強になりました。

○多くの方々のお話を聞けて勉強になりました。

○とても簡単にかつコミュニケーションがたくさんとれて自分も楽しかったです。

○他の人の発想、年代間交流ができて楽しかった。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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