平成２１年度表彰団体

平成２１年度大阪府安全なまちづくりボランティア団体表彰の受賞団体の決定について  　

　大阪府では、犯罪のない「安全なまち・大阪」の実現に向けて、安全なまちづくり活動を先駆的・意欲的に実践しているボランティア団体を表彰しています。

　このたび、府内市町村から推薦のあったボランティア団体の中から、安全なまちづくり活動の内容等を審査し、下記の６団体を受賞団体と決定いたしました。

　また、表彰式は、平成21年10月17日　土曜日、阿倍野区民センターで実施した大阪安全なまちづくりフェスタの中で開催しました。

受賞団体

１．三軒家西地域安全安心推進会

平成15年に設立。活動地域：大阪市大正区。
活動内容：毎日の子どもの見守り隊活動や週２回の下校時等の青色防犯パトロールを実施。また、ＪＲ大正駅周辺で、毎月第２週の１週間、朝の通勤時間帯に放置自転車・盗難自転車追放街頭キャンペーンを警察と合同で行っている。さらに、平成２０年度に警察庁の「地域安全安心ステーション推進事業」の実施地区に選定されている。

２．ブライト・パールズ

平成15年8月に設立。活動地域：岸和田市。
活動内容：岸和田防犯協議会の女性部として、女性の視点から、子どもの安全見まもり活動や住民の安全で安心して暮らせるまちづくり活動を実施。具体的には、登下校時の通学路での見守り活動やＰＴＡとの合同パトロール、警察からの犯罪発生情報に基づく校区毎の町内放送、町会や交番等と連携した合同パトロール、市民祭り等のイベント時に啓発用品を配付するなど、積極的な活動を行っている。

３．河合っ子守ろう会

平成15年7月に設立。活動地域：松原市河合地区。
活動内容：河合小学校の空き教室を「学校支援地域ルーム」として、防犯ボランティアの会議や情報交換の活動拠点として使用し、子どもの登下校時の見守り活動やパトロールを実施。また、同活動拠点において、(1)学習支援、(2)クラブ・部活動、(3)図書、(4)花と緑、(5)ふれあい土曜日の五つのボランティア活動を通じ、地域・家庭・学校が一体となって、子どもや地域の安全を目指す地域教育コミュニティづくりを進めている。

４．福祉農園パトロール隊

平成17年7月に設立。活動地域：和泉市池田下町地区。
活動内容：（有）福祉農園が会社（職域）での活動として、毎日の登下校時の安全監視はもとより、毎週金曜日を活動日とし、北池田校区内において、児童の登下校時のサポート及び夜間巡回活動を実施し、地域との連帯感を深めている。

５．阪南市防犯委員会

昭和48年5月に設立。活動地域：阪南市。
活動内容：阪南市で最も古く、大きな団体として、総合的な防犯活動を実施。具体的には、春・秋の地域安全運動や歳末特別警戒に加え、団体独自で夏に防犯広報宣伝や街頭啓発などの地域安全活動を実施。また、毎月月曜日に青色防犯パトロール、毎月月末に市内大型店舗において、ひったくり防止カバーの取り付け活動などを行っている。

６．太子町子どもの安全見守り隊

平成17年6月に設立。活動地域：太子町。
活動内容：町内で、子どもの安全を確保する取組みを行っている草分け的存在であり、登下校時に毎日パトロールを実施。活動にあたっては、ＰＴＡ等との情報交換を密に行い、地域の事情を熟知し、きめ細かなパトロールを行っている。また、平成１８年度には、児童へ抱きつくという事案の目撃者として、犯人逮捕に貢献している。