太井遺跡(おおいいせき)2

更新日:2017年3月30日

所在地 : 河内長野市小深(こぶか)

時代 : 縄文時代・中世

調査期間 : 平成23年6月から平成23年9月

主な遺構 : 南北朝期頃の建物

主な遺物 : 縄文土器・瓦器(がき)・土師質土器・中国製磁器

金剛山の山腹、標高350メートルに位置する遺跡です。観心寺(かんしんじ)の上流4キロメートル、千早城の下流3キロメートルに位置します。屋敷跡や土坑などがみつかっています(写真はこちらです)。

発見された土器には羽釜(はがま)・把手付甕(とってつきかめ)などの調理具、椀・皿などの食器があります。瓦器椀(がきわん)は金剛寺(こんごうじ)で調査された焼土層出土のものと型式が共通し、それは南北朝動乱の1360年の兵火の時期だとされます。

【写真】見つかった中世の土器

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教育庁 文化財保護課 保存管理グループ

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