和泉寺跡(いずみでらあと)

更新日:2017年3月29日

所在地 : 和泉市府中町(ふちゅうちょう)4丁目

種類 : 社寺跡・集落跡

時代 : 弥生時代から近世

調査期間 : 平成21年9月から平成22年3月

主な遺構 : 奈良時代の土坑(どこう)、溝、近世の溝状遺構

主な遺物 : 瓦器(がき)、土師質土器、須恵器、土師器、瓦

 奈良時代の土坑(どこう)や溝、近世(18世紀頃)の溝状の遺構が見つかっています。

 奈良時代の土坑(どこう)からは、瓦がたくさん出土しました。寺院に直接関係する建物跡などは見つかっていませんが、近くに寺跡があることがわかります。

 近世の溝状の遺構は、長さ25メートル以上、幅4メートル、深さは2.7メートルと、大変大きなものです。底1メートルほどは、水が溜まった状態だったようです。溜池として使っていたものなのかもしれません。

写真 奈良時代の土坑(どこう)、溝

奈良時代の土坑(どこう)と溝

写真 近世の溝状遺構

近世の溝状遺構

このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 保存管理グループ

ここまで本文です。


ホーム > 都市魅力・観光・文化 > 文化・芸術 > 埋蔵文化財情報 > 和泉寺跡(いずみでらあと)