砂防事業

更新日:2023年4月21日

砂防事業

 八尾土木事務所管内では街が生駒山系の麓まで進展しており、土石流やがけ崩れなど土砂災害の危険箇所が多数存在しているため、砂防堰堤の整備などの対策を進めるとともに住民への危険箇所の周知やパトロール、警戒避難体制の整備などの対策も併せて行っています。
 また、完成した砂防施設についての点検も行っています。

▼ 土石流危険渓流パトロール
パトロールの様子

▼砂防施設点検点検の様子

砂防とは

 土砂災害や水害の元になる土砂が山から麓へ一度に流れ出ないようにする砂防事業、がけ崩れの行う急傾斜地崩壊対策事業、山や斜面が移動し災害を引き起こす地すべりを防止する地すべり対策事業等、土砂による災害を防止することを砂防といいます。 

[砂防堰堤の整備]

 土石流などの土砂流出による災害を防止するために、人家(保全対象)の多い渓流から重点的に砂防ダムの建設を進めています。

▼神宮寺砂防堰堤(八尾市神宮寺)
神宮寺砂防えん堤写真
▼日下川砂防えん堤(東大阪市日下町)
日下川砂防えん堤写真

[急傾斜地対策]

 崖崩れによる災害を未然に防止するために、災害発生箇所や危険度の高い箇所などからコンクリート擁壁、法枠や落石防止柵の整備など急傾斜地崩壊対策事業を順次進めています。

▼水連谷(3)地区急傾斜地(東大阪市山手町)
水連地区現場写真
▼畑(8)地区急傾斜地(柏原市雁多尾畑)
畑地区現場写真

[地すべり対策]

 地すべりによる災害を防止するために、災害発生箇所において斜面が移動するのを抑止する抑止杭の打ち込みや抑制する集水ボーリングによる地下水の排水などの対策工事を実施しています。

▼西旭ケ丘地区地すべり(柏原市円明寺)
西旭ヶ丘地区写真

管内の砂防堰堤について

 ・こちらのページ内の動画で砂防堰堤を紹介しています。

土砂災害

 土砂災害には土石流地すべりがけ崩れなどがあり、長雨や集中豪雨等が原因で発生します。

▼土石流
土石流のイメージ
▼地すべり
地すべりのイメージ

▼がけ崩れ
がけ崩れのイメージ

                                                   

土砂災害防止法  


 土砂災害から住民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域についての危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等を推進するため、土砂災害防止法による土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域の指定の推進を行っています。

 

土砂災害警戒区域等の調査の実施・結果(八尾土木管内)   

 土砂災害警戒区域等とは、土砂災害防止法に基づき、土砂災害から国民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域についての危険の周知、警戒避難体制の整備、住宅等の新規立地の抑制、既存住宅の移転促進等を行うものです。
 指定箇所は、八尾土木事務所もしくは各市町村にて閲覧できます。

  問合せ先:
 大阪府 八尾土木事務所 管理課 Tel 072-994-1515
 八尾市役所  Tel 072-991-3881
 東大阪市役所 Tel 06-4309-3000
 柏原市役所    Tel 072-972-1501

  指定状況はこちら(河川室河川環境課のページへリンク)(別ウインドウで開きます) 【土砂災害防止法】 

 

このページの作成所属
都市整備部 八尾土木事務所 河川砂防グループ

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