河川の仕事

更新日:2019年6月13日

河川の整備

 かつて、八尾土木事務所管内を含む寝屋川の広大な流域には、山林や森、田畑が広がっており長雨や台風などにあっても、山や田畑がスポンジの役目を果たして川の水が急に増えることを防いでいました。
 しかし、今では、家やビルなどが立ち並び道も整備され便利になった反面、山林や田畑が減り、水を溜めておくことができず、洪水や浸水被害が起こりやすくなっています。
 こういう被害を減らすために以下の治水施設設備とあわせ、雨水が一度に川などに流れ込まないようにする流域対策からなる「総合治水対策」を進めています。

寝屋川流域総合治水対策の詳細はこちら



[川の改修

川を広げたり、曲がった川を真っ直ぐにしたり、川底の泥を掘って流れやすくする。

▼一級河川平野川(八尾市田井中付近)
平野川写真
▼一級河川音川(東大阪市中石切町)
音川写真


[遊水地・治水緑地]

大雨が降った時に、普段は公園として使用されている土地に雨水を流し、川が溢れないようにする。 

▼法善寺多目的遊水地
(完成イメージ図 柏原市法善寺)
完成イメージ 
▼八尾空港北濠貯留状況(右:雨天時 左:晴天時)

八尾空港北堀晴天時

矢印(右向き)

八尾空港北堀雨天時


[流域調節池]

公園や駐車場の地下に大きな池を作って雨水を溜める。

 ▼新家調節池(八尾市新家町)
新家調節池写真
撮影:小林哲郎氏


このページの作成所属
都市整備部 八尾土木事務所 河川砂防グループ

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