平成24年度大阪府統計年鑑 第2章 気象(解説)

更新日:2013年4月18日

平成24年度大阪府統計年鑑

概況

 大阪府は、大阪湾と周辺山系に囲まれ、全域が瀬戸内海気候に属し、年間を通して温暖な気候地域である。
 しかし、都市部では近年、ヒートアイランドが顕著で、夜間の気温が下がりにくくなっている。
 平成23年の年間平均気温は16.9℃(最高気温36.2℃、最低気温 −2.7℃)、年間降水量総量は1614.0mm、年間日照時間総数は2162.0時間となった。(平年の平均気温は16.9℃、年間降水量総量は1279.0mm、年間日照時間総数は1996.4時間。)

大阪市における気温の長期変動グラフ

月別

1月

 冬型の気圧配置となる日が多く、晴れる日が多くなった。期間を通して、気温の低い日が多く、期間の中ごろと終わりごろは、強い寒気の影響で特に気温が低くなった。

2月

 天気は概ね数日の周期で変化し、気温の変動が大きく、特に中旬の前半は寒気の影響で気温が低くなった。

3月

 期間の中ごろまで、数日の周期で変化した。その後は高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。中旬には、強い寒気の影響で雪の降る日もあった。

4月

 天気は概ね数日の周期で変化し、高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。また、期間の後半は気温が平年を下回る日が多くなった。

5月

 天気は、期間の中ごろまでは高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。また、期間の後半は気温が平年を下回る日が多くなった。

6月

 天気は、期間の終わりは高気圧に覆われて晴れる日が多くなったが、その他の期間は中ごろを中心に、梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多くなった。 

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月平均気温と降水量の関係グラフ
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7月

 期間のはじめ、梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多くなった。中ごろ、台風6号の影響で大雨となった日もあった。終わりは、気圧の谷や上空の寒気の影響で曇りや雨の日が多くなった。

8月

 期間の前半は太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多くなり、後半は、前線の影響で曇りや雨の日が多くなった。

9月

 期間のはじめ、台風12号の影響で曇りや雨の日が多くなった。その後、高気圧に覆われて晴れる日が続いた。気温の高い時期と低い時期があり、寒暖の変動が大きくなった。

10月

 低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化した。期間のはじめは気温が平年より高い日が多く、寒暖の変動が大きくなった。

11月

 低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化した。期間の中ごろまでは気温が平年より高い日が多く、期間の終わりは気温が平年より低い日が多くなった。

12月

 期間の前半は平年より高い日が多く、後半は平年より低い日が多くなった。

 
 

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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