御堂筋イルミネーション写真コンテスト
平成21年12月12日から平成22年1月31日まで実施した、御堂筋イルミネーション会場で撮影された作品を募集いたしましたところ、300点を超えるご応募がありました。
審査委員による審査の結果、下記の作品が入賞されましたので発表いたします。
多数のご応募ありがとうございました。
※入賞作品は、御堂筋イルミネーション事業実施にあたり、著作権を明示した上で、大阪府が発行する印刷物や電子メディア等で使用させていただきます。
最優秀賞
写真1(180dpi) 中澤 和則 様(大阪府高槻市)
〔審査委員講評〕御堂筋らしい鮮やかな黄色の灯りが、直線的に伸びる。圧倒的な光の透視画が描きだされている。御堂筋イルミネーションの本質をうまく表現した作品である。「御堂筋イエロー」に満たされた光の森のなかにあって、連続する交通信号がその存在感をより強く示している点も面白い。イルミ全体の姿である林立したイチョウのダイナミックさを伝える作品であり、光の量感や樹形の迫力が感じられる。
優秀賞
写真2(300dpi) 筒井 輝也 様(大阪市東淀川区)
〔審査委員講評〕魚眼レンズを最大限活かし、女性像の自らを抱きしめるような動きに並木のイルミネーションなど風景全体が巻き込まれていっている。劇的な作品である。
写真3(350dpi) 中津川 幹朗 様(京都府木津川市)
〔審査委員講評〕自転車を点景とし、背景の光源を動的に写すことで、都心に出現した非日常性が表現されている作品である。ビルのイルミネーションも含めて、さまざまな色合いで装飾された御堂筋の夜の雰囲気を、うまく捉えられている。
写真4(72dpi) 中村 一生 様(大阪市都島区)
〔審査委員講評〕女性像の可憐さ、儚さをロングの引きで表し、並木のイルミネーションと手前両側の柱のライトアップの色合いの変化を利用して、華やかな空間に仕立てられている。イチョウや緑地帯へのイルミネーションと、ビルへのファサードメークアップなど、御堂筋イルミネーションの要素がうまくまとめられた作品である。
写真5(72dpi) 中村 一生 様(大阪市都島区)
〔審査委員講評〕歴史的価値のある登録文化財のモダンなビルディングが、最先端の光の衣装をまとった様子をうまく捉えられている。都心に流れる時間の重なり合いを感じることができる作品である。
写真6(72dpi) 中村 一生 様(大阪市都島区)
〔審査委員講評〕御堂筋の直線で続く長いイルミネーションを遠近感を活かした構図で捉え、シャープさを感じる。イルミネーションを見ながら歩く楽しさが伝わるような作品である。
写真7(6.35MB) 松山 彰 様(大阪市城東区)
〔審査委員講評〕構図と光のとらえ方がとてもユニークな作品である。黒々とした銀杏の枝ぶりと、光り輝く幹の対比が面白い。自然の力と文明の力が拮抗しつつ、寄り添い、共感しあい、たがいにその美しさをひきたてあっている様を感じ取ることができる。
入選
写真8(300dpi) 有川 直人 様(大阪市都島区)
〔審査委員講評〕ビルの壁に映りこんだ4列のイルミが何重にも広がっていく様と、大勢の人が行き交う様子も御堂筋らしい。
写真9(300dpi) 奥田 晴彦 様(大阪府八尾市)
〔審査委員講評〕イチョウの美しさとイルミネーションの光が融合しており、色彩感覚がとても良い作品である。
写真10(300dpi) 奥田 晴彦 様(大阪府八尾市)
〔審査委員講評〕腰掛けた少女像の可愛いしぐさが、並木のイルミネーションとカクテル処理の光線の中、暖かい空気を醸し出している作品である。
写真11(300dpi)金岡 明光 様(大阪府門真市)
〔審査委員講評〕御堂筋らしい視点を活かし、イルミネーションの輝きの中で、イチョウとビル群の魅力を同時に伝える作品である。
写真12(798KB) 衣川 あつし 様(大阪市平野区)
〔審査委員講評〕あえてモノクロで撮影することにより、イチョウの樹形・力強さなど、御堂筋イルミの根幹である「イチョウの魅力」がダイレクトに伝わってくる作品である。
写真13(72dpi) 中世古 健吾 様(三重県伊勢市)
〔審査委員講評〕行き交う人や車、周辺のビル群にイルミネーションを配した構図が、御堂筋イルミネーションの様子をうまく捉えた作品である。
写真14(72dpi) 中村 一生 様(大阪市都島区)
〔審査委員講評〕クラシックな石の橋のライトアップが白く飛んだ感じになったのを舞台として生かし、二人の動きのある絡みがドラマを感じさせる。並木のイルミネーションが新鮮な借景になり、スタイリスティックな印象を構成している作品である。
写真15(300dpi) 長谷川 悟 様(滋賀県栗東市)
〔審査委員講評〕ビル内からの見え方や、ガラスへの映り込みなど、都市的視点がユニーク。色彩や構図も美しい作品である。
写真16(72dpi) 向井 章二 様(兵庫県神戸市灘区)
〔審査委員講評〕人物を避けて構成する作品の多い中、路上ライブのキメの一瞬を、御堂筋イルミネーションの華やいだ光景の中に封じ込めた、楽しさが感じられる作品である。
審査委員
お問い合わせ:大阪府 府民文化部 都市魅力創造局 都市魅力課 都市魅力推進グループ
このページの作成所属
府民文化部 都市魅力創造局魅力づくり推進課 魅力推進・ミュージアムグループ
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