南海本線の松ノ浜駅から泉大津駅付近の約2.4kmにおいて、鉄道を高架化することにより8箇所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る事業です。
◎事業名称:南海本線(泉大津市)連続立体交差事業
◎延長:約2.4km
◎踏切除却数:8箇所(平成24年8月除却済)
◎事業主体:大阪府
◎事業期間:平成7年度から平成29年度
◎総事業費:約459億円
平成 7年 都市計画決定
平成 8年 都市計画事業認可
平成11年 工事着手(仮線工事着工)
平成15年 仮下り線(和歌山行)切替
平成16年 仮上り線(難波行)切替
平成20年 上り線(難波行)高架切替
平成24年 下り線(和歌山行)高架切替
大阪府の中央部からやや西寄りに位置し、大阪都心から西南へ約20kmのところにあり、全域が平坦地で市街化区域という恵まれた立地条件にあります。広域幹線道路として、市の東部に国道26号線、西部に大阪臨海線、府道堺阪南線とあわせて大阪湾岸線があります。
南海本線は、泉大津市をはじめ都心近郊と大阪都心とを結ぶ輸送機関として、地域の発展に寄与しております。泉大津市における最近の市域交通の混雑は著しく、特に踏切部における東西間の交通渋滞や市街地分断など、市内の都市機能や健全な街の発展を阻害して市民生活に大きな影響を及ぼしています。
このため、大阪府が事業主体となり、起点の都市計画道路松之浜曽根線から終点の大津川右岸までの約2.4km区間の鉄道高架化工事と関連側道整備を行います。
松ノ浜駅前付近(整備中) 側道整備中
このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室鉄道推進課 連立・鉄軌道グループ
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