TDM(交通需要マネジメント)という言葉の説明から行うよ。
Transportation Demand Management
という頭文字をとって、TDM(交通需要マネジメント)って言われているんだよ。
車の利用者が利用方法を工夫したり、変更したりすることで、都市の道路で発生している交通渋滞を減らす取組みのことなんだ。。
スムーズな交通の流れを実現できたら、いい環境づくり、いきいきした地域づくりにつながるから、全国各地でTDM(交通需要マネジメント)への取組みがはじまっているんだよ。
それじゃ、次にTDM(交通需要マネジメント)にはどんなものがあるか説明しよう。
生活の中で必要な買い物や学校への登校、会社への通勤の時に、移動手段としてクルマを利用していたところを、徒歩や自転車を使うようにする方法です。
お金もかからないし、健康のためにもいいですよ。
生活の中で必要な買い物や学校への登校、会社への通勤の時に、移動手段として電車やバスなどの公共交通利用機関を利用する方法です。
本を読んだり、居眠りしたりとクルマで移動する時にはできないことができますよ。
家から近くの駅のまわりの駐車場に駐車(パーク)し、そこから電車などの公共交通機関に乗って(ライド)通勤する方法のことです。
郊外に住んでいて、都心近くに毎日マイカーで通っている人々にお勧めしたい、快適な通勤方法です。
朝や夕方など時間帯を決めた上で、あるレーンをバス専用、もしくは優先のレーンとし、バスが時間通りに走ることができるようにする方法です。
これだったら、クルマを使うより、バスを利用する方が便利だよね。
他にも、パーク&バスライドや相乗り通勤、ノーマイカーデーなど様々なTDM(交通需要マネジメント)の取組みがあり、多くのところで行われているんだよ。
君たちは、今はまだクルマを自分たちで運転することができないから、行動に起こすことはできないんだけど、
あと数年後にクルマを運転ができるようになった時には、環境に良い取組みとして、紹介したようなTDM(交通需要マネジメント)の取組みをぜひ実践してほしいな。
はーい、先生!!
いろんな取組みがされているんだね・・・・
自分たちが大人になった時には、先生に教えてもらったパーク&ライドや電車・バスの利用しようと思います。
このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室交通計画課 交通計画推進グループ
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