大和川通信Vol.4(平成21年3月)

更新日:2009年8月5日

大和川通信

Vol.4(平成21年3月号)

大和川線の事業概要や工事の進捗状況、主な課題と対応状況などについて報告します。


 ・常盤東開削区間ニューマチックケーソン工法
 ・ニューマチックケーソンとは
 ・天美開削区間

 ・三宅高架橋区間

シールド発進立杭橋りょう下部工写真
シールド発進立杭(ニューマチックケーソン)の第1回のコンクリート打設が完了し(約3500平方)、設備を据付けました。写真は今池水みらいセンターより撮影(H21.3) 橋りょう下部工が完成しました!画面奥は三宅ジャンクション
(下部工上部より撮影H21.3)

 

常盤開削区間ニューマチックケーソン工



平成21年2月10日と13日の2日間で、シールドマシンの発進立坑となるシールド発進立坑(ニューマチックケーソン)の1ロット部(底版部)コンクリート打設を行いました。

画像です。施工箇所図
施工箇所図

1日で施工すると、早朝から打設しても打設完了が深夜になる為、近隣の方々への騒音・環境影響を考慮し、2日に分けて施工しました。

打設の様子写真1 

  打設の様子写真2
二日間で約3,500立法メートルのコンクリート打設(全体で16,400立法メートル打設)約50台毎時の生コン車を使用しました。

   打設の様子写真3   
   コンクリートポンプ車4台を躯体の4辺にそれぞれ
   設置し均等に打設しました。 

ニューマチックケーソン底版部(1ロット)コンクリート打設完了

ニューマチックケーソン底版部(1ロット)コンクリート打設完了写真

 
今後の予定
平成21年冬頃にシールド発進立坑を構築させ、平成22年秋頃に本線シールドマシンを発進させます。
本線シールドマシンは現在製作中です。(製作期間:約24ヵ月)

ニューマチックケーソンとは…躯体下部に気密な作業室を設け、そこに地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことにより、気圧の力により地下水の浸透を防ぎながら掘削・排土を行い、ケーソンを所定の位置まで下げる方法。シールドトンネルなどの発進立坑だけでなく、橋りょうや建物の基礎あるいは地下鉄や地下道路のトンネル本体として広く活用されています。 

ニューマチックケーソンの施工のイメージ

ニューケーソン工法施工工程アニメーションはこちらから [その他のファイル/19.92MB]
アニメーションをご覧になるには、PowerPointまたはPowerpointviewerが必要です。Powerpointviewerのダウンロードはこちらから

 

天美開削区間

天美開削区間施工箇所図

施工箇所写真1

施工箇所写真2

断面図

 

 

 

・昨年に北側土留地中連続壁打設完了しました。

・現在、中間杭の打設や地下埋設物の移設中です。


今後の予定
               
H21年春頃から南側土留連続壁の打設を開始し、H21年秋頃から掘削を行う予定です。

 


三宅高架橋区間

画像です。施工箇所図

施工箇所写真1

施工箇所写真2

平成20年度内に橋脚下部工事を完了し、平成21年4月から上部工の現場着手を行う予定です。
※大和川線供用目標はH26年度末ですが、三宅西ランプから東側(橋りょう区間)は整備効果を早急に発現させる為、H24年度末供用開始に向け工事を進めております。

このページの作成所属
都市整備部 富田林土木事務所 道路グループ

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