3Dマシンクラフト科はパソコンを使用して様々な3次元デザインモデルの作成を行います。
金属や樹脂の材料を使い、自分がデザインしたモデルを忠実に再現できるように工作機械の扱い方を勉強します。
また3Dプリンタを用いた試作による評価方法を学び、ものづくり企業で幅広く活躍できる人材の育成を目指します。
722時間(6ヶ月)
ものづくりに必要な2次元CAD、3次元CADを中心に訓練を行います。
訓練前半には機械工作法、材料等の学科により知識を習得し、工作機械の基本実技を身に付けます。
訓練後半には造形モデル作成、CAMデータ、汎用工作機械の実技を通して、実践的な技術を身に付けます。
JIS規格に基づく機械図面の読み方、書き方を学習し、2次元CAD、3次元CADを用いて立体的な製品図面を作成していきます。
CADを基本から実践までじっくりと学び、確実に習得します。
3Dモデリングソフトウェアを使い、身近な工業製品や自分が思い描いたものを立体的にするための手法を学びます。
さらに3Dプリンタを使いRP造形(ラピッドプロトタイピング)を行います。
RPとは高速(Rapid)に試作(Prototyping)することで、3Dモデルデータを短時間で形にすることをいいます。
CADで作成したモデルを工作機械へ転送し、実際に金属を切削して加工します。
工作機械はプログラムで動くため、プログラムの作り方、工作機械の操作方法を習得します。
CADを使用しての機械設計補助や図面のトレース、金属部品加工製造の職種を想定しています
令和3年度からスタートする新科のため、修了生はいません
訓練開始月は10月。プラスチック射出成型金型(モールド)製作が主目的の訓練カリキュラム。
機械製図、CAD、汎用工作機械(フライス盤、ボール盤など)、NC工作機械(マシニングセンタ、放電加工機など)を使って金型製作を行い、
プラスチック射出成型機でプラスチック製品を作成する。
訓練開始月は4月。3Dモデリング(CAD)×マシンクラフト(機械工作)を行う訓練カリキュラム。
3Dモデリングに関する訓練が充実しており、使用する3Dソフトウェア数も多い。汎用工作機械を扱う時間は短いが、NC工作機械を扱う時間が多い。
作成した3Dモデルを工作機械で加工や、3Dプリンタで出力することも可能である。
2科の訓練は共通している科目も多いですが、機械加工分野とパソコン(CAD)分野の割合が同程度なのがモールドクラフト科で、
パソコン(CAD)の分野が多めなのが、3Dマシンクラフト科です。
このページの作成所属
商工労働部 北大阪高等職業技術専門校 訓練課
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