訓練概要
溶接・接合技術と機械板金および製缶作業に関する基本から応用的な技術、溶接施工の管理・監督に関する基本技能と関連知識、超音波探傷装置を使用した検査作業に関する技術等の知識と技能について学びます。
主な教科
学科 溶接法、金属材料学、製図、板金工作法、プレス加工法、安全衛生 等
実技 溶接基本実習、板金工作実習、プレス加工実習、試験及び検査実習、Cad/Cam基本実習 等
取得可能な資格
主な就職先
訓練実習風景
[シャー切断作業] 上刃と下刃の間に鋼板を入れて、指定した長さ(幅)で直線状に切断する作業です。 | |
[レーザ切断作業] 炭酸ガスレーザ加工機による鋼板の切断作業です。Cad/Camシステムを用いてプログラムを作成し、複雑で細かな形状を高精度に切断・穴あけ加工をしますが、プログラムの条件によっては、鋼板にマーキングすることもできます。 | |
[Ncタレットパンチプレス作業] 多数の金型(丸型・角型・長角型・長丸型など)が装着可能なタレットと、鋼板を保持するクランプをプログラムで数値制御することによって、鋼板へ任意の形状で穴あけや外形抜き加工などを行います。 | |
[プレスブレーキ作業] 長尺の曲げ加工に適するように作られた曲げ専用油圧プレスを用いて、鋼板を指定された角度に曲げます。製品形状などにより選択した金型に鋼板を挟み加工します。 | |
[被覆アーク溶接作業] 被覆アーク溶接棒の先端と鋼板との間にアークを発生させ、アーク熱によって溶接棒と鋼板を溶かして接合します。 手溶接とも呼ばれています。 | |
[炭酸ガスアーク溶接作業] 炭酸ガス雰囲気中で、一定速度で送られてくるワイヤ先端と鋼板との間にアークを発生させ、アーク熱によってワイヤと鋼板を溶かして接合します。 半自動溶接とも呼ばれています。 | |
[ティグ溶接作業] アルゴンなどの不活性ガス雰囲気中で、タングステン電極の先端と鋼板との間にアークを発生させ、アーク熱によって鋼板と別に供給する溶加棒を溶かして接合します。 アルゴン溶接とも呼ばれています。 | |
[ガス溶接作業] アセチレンガス等の可燃性ガスと酸素を混合して高温の火炎を発生させ、その火炎の熱によって鋼板と別に供給する溶加棒を溶かして接合します。 | |
[ガス溶断作業] ガス溶接と同じ原理で火炎を発生させて鋼板を加熱し、鉄と酸素の反応による燃焼熱を利用して切断します。 | |
[溶接ロボットティーチング作業] アーク溶接用多関節ロボットを用いて、ティーチング(教示)を行い、その後炭酸ガスアーク溶接をします。 | |
[研削といしによる作業] 自由研削用グラインダの一種であるディスクグラインダや卓上グラインダなどを用いて、鋼材や鋼板の研削作業を行います。 | |
[やすりがけ作業] 鋼材や鋼板の溶接接合面を鉄工やすりを使って整え、仕上げます。 | |
[生徒作品] 本校で学んだ生徒が製作した作品です。 | |
このページの作成所属
商工労働部 東大阪高等職業技術専門校 訓練課
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