1 対象海域
大阪府大阪湾海域
2 対象漁業
小型底びき網漁業
3 計画期間
平成19年度から平成23年度
4 資源回復の必要性
2,595トンをピークとして、
その後は減少傾向にあり、
2004(H16)年は、1,545トンで、ピーク時の約59%となっており、資源水準の低下が
懸念される(図1)。
(2)主要な漁獲対象であるカレイ類、エビ類を始め、多くの魚種の漁獲量は減少傾向に
あり、これらの資源の回復が急務
5 回復計画の目標
(1)直近のピーク時(H4年)から約10年間で、1 経営体当たりの漁獲量が約28%減少し
ているため、以下に掲げる漁獲努力量削減措置による小型魚の保護の徹底と操業時間の制限を図ることで、漁獲量の減少傾向に歯止めをかけ、計画期間終了後に現在の1経営体当たりの漁 獲量(8.8トン)を維持することとする。
6 漁獲努力量削減措置(具体的な取組)
全長制限による再放流、休漁日の設定、操業時間の制限、漁具の改良による漁獲努力量の
削減措置を実施。
(1)小型魚等の水揚げ制限
ア マコガレイ、メイタガレイ、ヒラメ、マダイ、ガザミ、シャコの体長制限に加え、
新たにクルマエビの制限を設け、小型魚の再放流を実施し、水揚げを禁止。
イ 今後、ヒラメなどで再放流サイズの拡大等に向けて関係県と協議検討を実施
(2)操業時間の制限
出港時間と帰港時間を定めることにより、操業時間の制限を実施
(3)漁具の改良
カレイ類を中心とした小型魚の混獲を防止するため、小型魚の逃避・選別機能を有した漁具等の開発と普及・導入を推進
7 その他
(1) 資源・生態調査等の実施
ヒラメ等の栽培漁業対象魚種を主体とした資源動向調査とともにシャコ、マコガレイ、
マアナゴ等での資源回復に向けた生態調査等を実施
このほかPDFファイルでは、上記の内容について説明する図が入ったもの及び本文が書かれています。
このページの作成所属
環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ
ここまで本文です。