出前魚講習会(平成29年度実績)

更新日:2019年8月13日

平成29年度は、7校222名に参加いただきました。

第1回 茨木市立東中学校

実施日   平成29年9月29日(金曜日)14時00分から15時20分まで
実施場所 茨木市立東中学校
参加者   生徒12名(支援学級ほか、1〜3年生)、教職員等15名(計27名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   マルアジ
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろし又はぶつ切りの実習
感想    マルアジは硬いゼイゴや大きなうろこがあるため、生徒は取り除くのに苦労している様子でした。三枚おろしが難しい場合は、ぶつ切りにしました。どちらの切り身も実習後にフライパンでソテーにされました。

 参加者の声(抜粋)

  • 大阪湾はけっこう汚いところだと思っていたけど、海がにごっていたのはプランクトンが大量にあることを知っておどろきました。〔生徒・3年生〕
  • 思ったより魚の匂いや触覚をいやがらずにチャレンジしている姿に驚きました。また、三枚おろしにチャレンジしている生徒が失敗をおそれず教えてもらったことをすぐに身に着けようとしているところに感心しました。〔教職員〕

東茨木市立東中学校茨木市立東中学校茨木市立東中学校
(左から順に:1.府水産課によるお話、2.府漁連による実技指導、3.実習風景、4.実習後の調理(ソテー))

第2回 和泉市立北池田中学校

実施日   平成29年12月1日(金曜日)11時20分から12時40分まで
実施場所 和泉市立北池田中学校
参加者   生徒24名(厚生委員会1・2年生)、教職員等4名(計28名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   マナガツオ
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろしの実習
感想    今回はアジが揃わなかったためマナガツオを使用しました。マナガツオはゼイゴがなくウロコも小さいため下処理は比較的簡単ですが、その一方、身がやわらかいため包丁が入りやすく、勢い余って多く身を削ってしまうなどの難しさがありました。

 参加者の声(抜粋)

  • 頭を切ったときに血が出てきて、「この魚も生きてたんやなぁ」と考えると、普段からもっと「いただきます」と気持ちをこめないとな〜と感じました。〔生徒・1年生〕
  • 自分も骨が嫌であまり好きじゃなかったけど、自分で調理することですごくおいしくて楽しかったです。〔生徒・1年生〕
  • 普段の給食で魚を残す生徒が、自分自身でさばき調理することで、魚(食)への意識が変わったように思います。〔教諭〕 

和泉市立北池田中学校1和泉市立北池田中学校2和泉市立北池田中学校3和泉市立北池田中学校4
(左から順に:1.実習に用いたマナガツオ、2.府漁連による実技指導、3.実習風景、4.実習後の調理(ソテー)) 

第3回 堺市立大浜中学校

実施日   平成29年12月19日(火曜日)13時00分から14時20分まで
実施場所 堺市立大浜中学校
参加者   生徒14名(1〜3年生)、教諭5名(計19名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   マアジ(平あじ)
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろしの実習
感想    今日はおろしやすい大きさのマアジでした。皆さん苦戦しながらも一生懸命さばいていました。三枚におろした身は、真ん中に小骨の列があるため、それを取り除いて5枚におろしました。

 参加者の声(抜粋)

  • 三枚おろしをするのは、ちょっとあこがれていたから、できてうれしかったし、家でもおじいちゃんから魚をもらうときがあるからやってみようと思う。大阪で多く魚がとれるのは知らなかった。きたない海でとれないイメージだったから、とれるんだなぁと思った。〔生徒・2年生〕
  • 実習だけでなく、私たちにとって身近な大阪湾についても教えていただき、とても勉強になりました。〔教諭〕 

堺市立大浜中学校1堺市立大浜中学校2堺市立大浜中学校3堺市立大浜中学校4
(左から順に:1.実習に用いたマルアジ、2.府水産課によるお話、3.実習風景、4.三枚おろし後のマルアジ)
 

第4回 大阪府立中央聴覚支援学校(中学部)

実施日   平成30年2月1日(木曜日)13時30分から15時00分まで
実施場所 大阪府立中央聴覚支援学校(中学部)
参加者   生徒25名(2・3年生、うち実習を行ったのは10名)、教職員等12名(計37名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   マサバ
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろしの実習
感想    聴覚支援学校であるため、説明内容をあらかじめ先生に伝え、当日は先生の手話を通してお話と実技指導を行いました。ゆっくりした雰囲気の中、講師からさばき方をしっかり学び、初めての三枚おろしに一生懸命取り組んでいました。

 参加者の声(抜粋)

  • 三枚おろしは簡単そうに見えますが、実際にやってみるととても難しかったです。でもみんなにいろんな事を教えてくれてとても分かりやすかったです。(略)次も家でたくさん練習したいと思います。〔生徒・2年生〕
  • 三枚おろしは、子どもには難しかったかもしれません。大人でも多くの人はできないかと。でも面白かったです。〔教諭〕 

府立中央聴覚支援学校1府立中央聴覚支援学校2府立中央聴覚支援学校3府立中央聴覚支援学校4
(左から順に:1.実習に用いたマサバ、2.府水産課によるお話、3.三枚おろし後のマサバ、4.実習後の調理(しょうがの煮付け))

第5回 守口市立さつき学園

実施日   平成30年2月6日(火曜日)10時00分から11時50分まで
実施場所 守口市立さつき学園(中学部)
参加者   生徒48名(8年生)、教職員等5名(計53名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   スズキ(せいご=スズキが小さいときの呼び名)
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろしの実習
感想    今回使用したせいごは身が大きく、鱗取りに時間がかかりました。骨もかたく、皆さん苦戦しながらも一生懸命さばいていました。中には魚を触ることができない生徒もいましたが、講師や生徒同士で教えあいながら、無事全員三枚おろしが完成しました。実習後は、ムニエル・ソテー・煮魚にされました。

 参加者の声(抜粋)

  • 魚を調理することで、骨の場所をわかっておくことの大切さを知ることができました。〔生徒・8年生〕
  • さばくことはむずかしかったけど、最後まで一応さばけたのでよかったです。魚をさばくことをもう一度やりたいです。そしてもっとうまくさばきたい。〔生徒・8年生〕
  • 中学の食物の分野で「魚の調理」があるのですが、普段魚をさばくこともない、家で見ることもない、切り身を買ってきて調理するくらいの家庭で育つ子ども達に、ぜひさばくことからやらせてあげたいと思いつつ、魚の準備や指導の大変さから、ついついさせてあげることのできない現状でした。だからこの企画はすごくうれしかったです。〔教諭〕

守口市立さつき学園1守口市立さつき学園2守口市立さつき学園3守口市立さつき学園4
(左から順に:1.府水産課によるお話、2.府漁連による実技指導、3.実習風景、4.実習後の調理(ソテー))  

第6回 大阪府立堺聴覚支援学校(中学部)

実施日   平成30年2月7日(水曜日)13時15分から15時10分まで
実施場所 大阪府立堺聴覚支援学校中学部
参加者   生徒9名(3年生)、教職員等10名(計19名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   スズキ(せいご)
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろしの実習
感想    聴覚支援学校であるため、先生の手話を通じてお話と実技指導を行いました。前回ウロコ取りに時間がかかったため、今回はあらかじめ鱗と背びれを取り除いたせいごを持ってきていただき、安全かつ効率よく作業ができました。調理した料理は先生がソテーし、皆さん完食しておいしいと喜んでいました。

 参加者の声(抜粋)

  • 腹を切るとき骨が当たるまで切ってと言われて骨に当たるはずだったのに、骨の上を通り過ぎてしまい失敗したけれど、頑張ってやってできた魚を食べたらとてもおいしかったです。〔生徒・3年生〕
  • 生まれて初めて魚をさばきました。(略)出来上がった時、めっちゃおいしかったです。もっと食べたかったので、家で魚をさばき、たくさん食べたいです。〔生徒・3年生〕
  • 講習後、子ども達に、お母さんや職場の人たちに対する尊敬の心が芽生えていた。〔教諭〕

大阪府立堺聴覚支援学校1大阪府立堺聴覚支援学校2大阪府立堺聴覚支援学校3大阪府立堺聴覚支援学校4
(左から順に:1.府水産課によるお話、2.府漁連による実技指導、3.実習風景、4.実習後の調理(ソテー))

第7回 大阪府立中央聴覚支援学校(小学部)

実施日   平成30年3月1日(木曜日)13時30分から15時10分まで
実施場所 大阪府立中央聴覚支援学校(小学部)
参加者   児童16名(5・6年生)、保護者16名、教職員等7名(計39名)
講師    大阪府学校給食会、大阪府水産課、大阪府漁業協同組合連合会
使用魚   マルアジ
内容    挨拶・司会(学校給食会)、大阪の漁業・セリの様子・魚の栄養に関するお話(大阪府水産課)、実技指導(府漁連)、三枚おろしの実習
感想    聴覚支援学校であるため、先生の手話を通じてお話と実技指導を行いました。保護者も大勢おられたため、実習は親子が協力しあいながら行いました。中には三枚おろしの経験があり、慣れた手さばきで10分ほどで三枚おろしを完成させた児童もおられました。

 参加者の声(抜粋)

  • 魚の頭を切る時に、ごめん…と思って切りました。魚の切り方を教えてくれて、とても楽しかったです。〔児童・5年生〕
  • ビデオを見て、いろいろな魚があるんだなぁとわくわくしました。〔児童・5年生〕
  • 実際に魚をさばいたことがとても印象に残ったようで、家庭でたくさん話したそうで、「家でも今度さばくねん!」と元気よく言っている子どもがいました。〔教諭〕 

大阪府立中央聴覚支援学校(小学部)1大阪府立中央聴覚支援学校(小学部)2大阪府立中央聴覚支援学校(小学部)3大阪府立中央聴覚支援学校(小学部)4
(左から順に:1.府漁連による実技指導、2.実習風景、3.三枚おろし後のマルアジ、4.実習後の調理(しょうがの煮付け))

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このページの作成所属
環境農林水産部 水産課 企画・豊かな海づくり推進グループ

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