平成28年度 労働関係調査 結果概要/結果報告書

更新日:2018年3月19日

 

平成28年度 大阪府労働関係調査・特別調査項目「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」についての       調査結果まとまる

(※詳細な報告書はこのページの末尾へ)

  本報告書は、大阪府内における事業所で働く労働者の労働条件の実態把握を目的に実施した「平成28年度大阪府労働関係調査」の結果をとりまとめたものです。
    今年度の調査では特別調査項目として、少子高齢化による生産年齢人口の減少、育児や介護など制約のある働き手の増加、女性の社会進出など、社会的にワーク・ライフ・バランス実現の要請が高まっていることから、企業及び事業所におけるワーク・ライフ・バランスの理解や取組状況などについて調査しました。

 (調査対象・回収率)
  ○ 府内に所在する民営事業所(企業全体の常用労働者30人以上)の中から産業(14分類)、企業規模区分ごとの事業所数
   割合に応じて6,000事業所を無作為抽出し、調査を実施した。
    
その内1,916事業所(労働者数168,063人)から回答を得た。(回収率:31.9%)
 (調査基準日)
    平成28年7月31日

〔調査結果の概要〕

1 雇用形態
   ○ 雇用形態別雇用状況をみると、「正社員」の割合が60.4%、「非正社員」が39.6%となっている。また、「男性」の「正社員」の割合が71.3%、「女性」の「正社員」の
  割合が46.2%となっている。
 表1 [Excelファイル/60KB] 表1 [PDFファイル/20KB]  

 ○ 「正社員」への登用制度がある事業所の割合は75.3%となっている。また、「正社員」への登用実績の割合は、登用制度が「ある」事業所では43.5%、
  制度が「ない」事業所では11.9%となっている。
 表2 図1 [Excelファイル/64KB] 表2 図1 [PDFファイル/19KB] 

2 労働時間
 
○ 年間総実労働時間(=年間所定労働時間+年間超過実労働時間)は、「正社員」が2,093時間20分で前年に比べ9時間6分長くなり、「パートタイム労働者」
  は1,376時間35分で前年に比べ9時間18分長くなった。
 表3 [Excelファイル/64KB] 表3 [PDFファイル/56KB]
 ○ 変形労働時間制を導入している事業所の割合は59.0%となり、前年を3.1ポイント上回った。また、「非正社員」への導入状況では、「パートタイム労働者」は
  53.9%で前年を0.2ポイント、「契約社員」は54.6%で前年を4.8ポイント上回ったが、「出向社員」は16.4%で前年を1.5ポイント下回った。
 表4・5 [Excelファイル/63KB] 表4・5 [PDFファイル/20KB]
 ○ 短時間勤務を選択できる制度(短時間正社員制度)が「ある」とした事業所の割合は61.6%で、制度が適用される対象は、「育児」98.0%、「介護」84.7%と
  なっている。
 表6 図2・3 [Excelファイル/66KB] 表6 図2・3 [PDFファイル/33KB]

3 休日休暇制度
 
○  「正社員」に対して「週休2日制以上の週休制」を実施している事業所の割合は89.5%となり、「パートタイム労働者」に対して「週休2日制以上の週休制」
  を実施している事業所の割合は、79.3%となっている。 
   表7 [Excelファイル/35KB] 表7 [PDFファイル/18KB]
 ○ 年次有給休暇の平均取得日数は、「正社員」が7.76日となり前年を1.13日下回り、平均取得率は48.1%で、前年を1.8ポイント下回った。
  一方、「パートタイム労働者」の平均取得日数は6.05日となり前年を0.23日上回り、平均取得率は59.4%で前年を1.9ポイント下回った。
 表8 図4 [Excelファイル/92KB] 表8 図4 [PDFファイル/31KB] 


4 ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)
 
○ ワーク・ライフ・バランスの理解状況は、「内容まで理解していた」34.8%、「何となく理解していた」50.5%、「知らなかった・分からなかった」14.7%となっている。
 図5 表9 [Excelファイル/43KB] 図5 表9 [PDFファイル/25KB]

 ○ ワーク・ライフ・バランスの取組状況は、「残業縮減」が68.8%で最も高く、次いで「時間管理意識の向上」59.3%、「年次有給休暇の取得促進」51.4%となっている。
 図6 [Excelファイル/17KB] 図6 [PDFファイル/25KB] 
  ○ ワーク・ライフ・バランスの今後の取組は、「仕事の見える化(情報共有、仕事の標準化・マニュアル化など)」が25.2%で最も高く、次いで「年次有給休暇の取得促進」
  25.1%、「勤務時間の柔軟化」22.1%となっている。
 図7 [Excelファイル/17KB] 図7 [PDFファイル/24KB] 
  ○ 事業所の仕事や職場の現状は、「仕事が終われば周りの人が残っていても退社できる雰囲気である」が54.8%で最も高く、次いで「一部の人に仕事が偏ることが
  ある(一部の人が残業状態にある)」42.7%、「効率よく仕事を進められる人は他の仕事も任されやすい」40.0%となっている。
 図8 [Excelファイル/20KB] 図8 [PDFファイル/36KB] 

 
※詳細な報告はこちら!

平成28年度大阪府労働関係調査報告書 [Wordファイル/9.18MB]

平成28年度大阪府労働関係調査報告書 [PDFファイル/5.16MB]

 
平成28年度大阪府労働関係調査調査票 [PDFファイル/558KB]

 

平成28年度大阪府労働関係調査結果概要 [Wordファイル/221KB]

平成28年度大阪府労働関係調査結果概要 [PDFファイル/456KB]


≪≪本年も労働関係調査にご協力をいただき、ありがとうございました。≫≫

 
 
  
 
 

このページの作成所属
商工労働部 雇用推進室労働環境課 地域労政グループ

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