歴史ある安立ロマン 若い世代に伝えたい〈モデル創出事業〉

更新日:2022年10月7日

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2022.10.07 安立本通商店街振興組合・安立中央商店街振興組合 大阪市住之江区
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 阪堺電車の我孫子道駅近くにある安立本通商店街と安立中央商店街。日本書紀にも載っている住吉大社の門前町として発展した安立のまちには、多くの歴史ロマンが隠れています。
 住吉大社ができた頃から参詣客で賑わっていたこの地域は、江戸時代には紀州街道として整備され、街道沿いの町並みは今でも城下町の風情を残しています。また、江戸時代、針の製造販売が盛んだったため、一寸法師ゆかりの地でもあり、浦島太郎伝説とも縁があるそうです。

 このようにさまざまな歴史や伝説を持つ安立地域ですが、住人が世代交代していくにつれ、徐々に後世に伝えることが難しくなってしまうのではないか、という危惧がありました。
 そこで、安立本通商店街と安立中央商店街は、地域の民話や説話を交えたマップ付きの商店街ガイドブックの作成を企画していたところ、令和4年度大阪府商店街等モデル創出普及事業に採択されました。令和5年度から観光コースが創設される住吉商業高校の生徒と協働し、神社や店舗の取材、写真撮影を行い、若者の立場から商店街の魅力発信にも取り組んでいます。
 ガイドブックは現在、鋭意制作中。完成し次第、商店街のイベントで配布するほか、同時に制作しているホームページにも掲載する予定です。

 また、10月29日(土曜日)には商店街として初めてのハロウィンイベントを開催予定。商店街の店舗でスタンプを集め、お菓子と交換するスタンプラリーを企画しています。
 安立本通商店街の奥田優さんは「若い世代にも、歴史ある安立という地域の良さを継承し、町おこし、ひいては商店街の発展に繋げていきたい」と意気込んでおられます。


商店街の店舗への取材の様子
商店街の店舗への取材の様子

住吉大社の担当者にインタビューする住吉商業高校の生徒達
住吉大社の担当者にインタビューする住吉商業高校の生徒達

    

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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