「まちプランナー」と一緒に、便利で楽しい商店街づくり ＜モデル創出事業＞

令和４年１月１１日　吹田市旭通商店街協同組合　吹田市

JR吹田駅南側にある吹田市旭通商店街協同組合は、以前から折り込みチラシなどでの情報発信を行っていますが、それだけでは多くの若い世代に商店街の情報を届けることができませんでした。そこで、商店街の呼びかけにより、情報の受け取り手である子育て中のお母さんや、同商店街の近くにある大阪成蹊大学の学生に参加してもらい、吹田のまちや商店街をより楽しくする応援団「まちプランナー」を結成しました。個人店舗単体では難しい情報発信を一緒に行うと同時に、店主向けのSNS配信講座を開くなど、地域が協力して商店街を盛り上げる取り組みを実施しています。

その一環として、子育て世代の立場から同商店街の各店舗を掲載した「旭通商店街マップ」を作成。飲食店や居酒屋、トイレの場所などを分かりやすいアイコンで示し、利用頻度の高い銀行は色分けするなど工夫を凝らしました。また、同マップはHPでも公開しており、お客さんがスマホで手軽に見られるように、QRコードが載ったショップカードを作成し、各店舗などで配布。商店街がより便利に利用できるよう、マップやショップカードの普及に努めています。

また、同商店街で使用しているデジタルサイネージ看板の活用方法にも、「まちプランナー」からの助力を得ています。看板では各店舗の宣伝動画を映すことが出来ますが、店舗によっては技術ハードルが高く、なかなか動画作成に踏み切れませんでした。そこで、同商店街では店主向け動画制作講座を「まちプランナー」のメンバーにも受けてもらい、店舗に代わって動画制作をしてもらうなど、サポートをお願いしています。

旭通商店街協同組合の池内かおりさんは「まちプランナーの皆さんをはじめとした地域の方々と力を合わせて、より便利で楽しい商店街をつくりあげていきたい」と意気込みを語っています。

吹田市旭通商店街のHP「すいた情報局」はこちら


マップのＱＲコードが載ったショップカード

まちプランナーが作った旭通商店街マップ

商店街を盛り上げる、まちプランナーのメンバー