「商店街内におけるＣＯ２濃度見える化実証実験」に、戎橋筋商店街と天神橋３丁目商店街が協力！

令和3年12月16日　戎橋筋商店街振興組合・天神橋三丁目商店街振興組合　大阪市中央区、北区

株式会社村田製作所(本社：京都府)は、12月1日から、商店街を一つの大きな店舗に見立てた「商店街内におけるCO2濃度見える化」による、新型コロナウイルス感染リスク低減に向けた独自の実証実験を、大阪ミナミの戎橋筋商店街と、大阪キタの天神橋3丁目商店街の協力で開始しました。

昨年12月、大阪府では店舗内での密の回避や、換気励行の啓発モデル事業として、両商店街の店舗内でCO2センサー設置に取り組んだ先鞭的経緯があり、その趣旨に賛同した同製作所が実証実験会場として、２商店街の協力を得たことで実現しました。
今回の実験は、CO2濃度をリアルタイムにモニタリング出来る空間可視化ソリューション「AIRSual（エアジュアル）」を、一定期間、商店街のアーケード内の複数ポイントに設置し、計測結果は商店街組織でも一元的に共有し、併せて商店街利用者にもデジタルサイネージで計測値を表示する内容です。
「店舗でCO2センサーを置いているのはよく見かけるようになったが、商店街という長いスペースでも計測出来るの？」、「計測値がサイネージで表示されるので、商店街での安心・安全をリアルタイムに分かるのはうれしい！」など、商店街利用者からの声も聴かれます。

実験に協力した戎橋筋商店街振興組合理事長の菊地正吾さんは「アーケード内の換気状況を来街者にお示しすると共に、数値にもとづき対策を施していく取組みにより、繁華街全体の安心感を高めていきたい」と話しています。

天神橋三丁目商店街振興組合理事長の築部健二さんは「商店街としては、お客様がより安全に安心してお買い物を楽しめることにつながるので、有意義なことだと思っています。」と話しています。

この実験は来年１月31日まで実施されます。

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商店街内に設置したCO2濃度表示サイネージ

商店街内の様子

商店街柱上部に取り付けたCO2センサー収納ボックス