「駅前ｅ道場」を新たな交流拠点に ＜モデル創出事業＞

令和3年12月13日　岸和田駅前通商店街振興組合　岸和田市

南海本線岸和田駅を降りてすぐにある岸和田駅前通商店街にて、７月にオープンした貸しスペース「駅前ｅ道場」。
近年人気が高まる「ｅスポーツ」の普及と、若い人たちに対する商店街の認知や来街を促進させようと、11月14日（日曜日）に開催された同商店街のイベント「みんなDay参加！どんチャカフェスタ」にて、同道場を㏚するeスポーツ体験会と競技大会を開催しました。

日本のｅスポーツ界を牽引する民間企業も協力。「太鼓の達人」のトッププレーヤーである「すざくさん」をデモンストレーターに迎え、小・中学生を中心におよそ350人が体験会に参加し、大盛況でした。競技大会では小学１年生から50代までの16人が出場、上位３人には賞品が授与されるなど、こちらも盛り上がりました。
検温、順番待ちの列は十分な距離を空け、１人がプレイする毎にコントローラーの消毒を行うなど、感染症対策もしっかり実施しました。主催した岸和田駅前通商店街振興組合では今後も同フェスタの中で第２回、第３回と継続する方向です。
PR方法については「チラシではすぐに捨てられてしまう」と考え、スマホケースや財布にさっとしまえる名刺サイズのカードタイプを採用し、そこに駅前ｅ道場の利用料金や空き状況などがわかるサイトのQRコードを付けるなど試行錯誤したことが、参加者の増加にうまく繋がりました。

同商店街は今後、「駅前ｅ道場」を地域の新たな交流拠点になるよう間口を広げていこうとしています。プロジェクターや大型スクリーン、パーティション、長机などが用意され、ゲーム以外にもリモートワークや会議など、さまざまな用途で利用が可能なレンタルスペースになっており、周辺の企業にも活用を呼び掛けています。

「大阪府のモデル創出事業に選定され、改めて『地域に根付き、20、30年後の将来に残せるもの』をつくっていこうという思いが強くなりました。」と同商店街・ＩＴ委員長の平谷貴幸さんは話しています。

岸和田駅前通商店街ＨＰはこちら


駅前e道場カード

eスポーツ体験会

どんチャカカップの競技の様子

競技大会入賞者への賞品授与