QRコードつき「ふれあいスマイルカード」の活用でスマート化!

更新日:2022年1月18日

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令和3年12月11日 宮之阪中央商店街振興組合 枚方市
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京阪交野線宮之阪駅からすぐの宮之阪中央商店街では、商店街ポイント機能付きQRカード「ふれあいスマイルカード」の導入によるICT化の取組みが行われています。
同商店街はこれまで、商店街イベントの景品やボランティアへの謝礼として、「宮之阪ふれあいチケット」という紙の金券を配布することで、商店街内の消費を喚起してきましたが、コロナ禍で商店街事業が中止を余儀なくされる中、密の回避や非接触など、新しい生活様式に沿った商店街事業の在り方について検討を重ねた結果、令和2年度からこの取組みの実施に至りました。

同商店街の高瀬理事長は、「宮之阪は高齢者が多い地域のため、スマートフォンをお持ちでないお客さんが多い状況でした。そこで、お客様にはQRコードの入った紙のカードを配布し、店側がタブレットで読み込む方法を採用しました。これにより、これまで紙で発行していた金券を電子化するとともに、QRカード利用店の端末へ各種情報を一斉配信することが可能になり、商店街での情報共有も効率化しました。また、カードに入れる情報を簡素化したことで、カードを落としても安心で、高齢の方でも気軽に利用してもらえています。」と語ります。

さらに同商店街では、スマートフォン利用者を対象とした、「ふれあいスマイルアプリ」を開発しました。こちらは、現金での事前チャージ機能により、キャッシュレス決済が可能になるもので、現在、導入に向けた準備を進めています。
「まずは、ふれあいスマイルカードの参加店と利用者を増やすことに力を入れて、その後、段階的にアプリの利用促進に取り組んでいく予定です。店側はタブレット端末があれば参加できますし、Wi-Fiがあれば固定費も発生しません。商店街としても、様々な機会を捉えて利用者にポイントを付与することで、地域内経済の循環に繋げていきたいと考えています。」と高瀬理事長は語ります。

同商店街では今後、12月17日(金曜日)から19日(日曜日)の間、「歳末感謝セール、タブレット抽選会」を実施し、商店街ポイントや500円分のポイント付きQRカードを景品として提供する予定です。
また、「ふれあいスタンプカード」の導入以外にも新たな試みが始まっています。
同商店街は12月1日、コワーキングスペースやサロン、スタジオを備えたレンタルスペース「AMANOKAWA enjoint」をオープンしました。商店街が仲介役となって、商店街内にあるマンションの2階部分をサブリースしたもので、駅から近い利便性を活かして、個人事業者や起業家、テレワークの会社員のほか、ダンス教室やフィットネス、セミナーなど、幅広い利用を促していく予定です。

「地域の方々の活動・交流の場として利用していただくことで、商店街に来てもらうきっかけにもなりますし、将来的には商店街の収益事業として発展させていきたいと考えています。」と高瀬理事長は意気込みます。
宮之阪中央商店街の活性化に向けた挑戦は続きます。

宮之阪中央商店街のHPはこちら

ふれあいスマイルカードPRチラシ
ふれあいスマイルカードPRチラシ

ふれあいスタンプカード
ふれあいスタンプカード

12月1日にオープンしたコワーキングスペースの外観
12月1日にオープンしたコワーキングスペースの外観

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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