コロナ禍のピンチをチャンスに!錦市場ECサイト「京の台所」

更新日:2023年5月24日

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令和3年12月10日 京都錦市場商店街振興組合 他府県
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「京の台所」として地域に親しまれるとともに、全国にファンを持つ京都錦市場商店街振興組合。京都を代表する歴史ある商店街で、ICTを活用した新たな販路開拓の取組みが始まっています。

同商店街では、6月24日にECサイト「京の台所」を開設しました。
「コロナ禍における錦市場全体の売上低迷の一助となること」、「錦市場のブランド力のさらなる向上と新しいファンの獲得」を目的に、京都錦小路まちづくり合同会社と共同で取り組んでいます。
現在、商店街40店舗の200アイテムが商品登録されており、複数の店舗の商品をまとめて購入できるほか、季節ごとに旬の食べ物を提供する「食の二十四節気」や、すき焼きセットなどを提案する「錦特選セット」などのコーナーもあり、関東圏のお客様を中心に利用されています。
また、VR(仮想現実)技術を活用した「錦市場VR商店街」では、商店街の様子を全方位にわたって見ることができ、ECサイトの参加店舗からは商品を購入できるように工夫を行うなど、実際に商店街を訪れて買い物をしているような感覚を楽しめます。

同商店街でサイトの運営を担当する木村氏は、「サイトを運営して感じるのは、錦市場のファンは全国にいらっしゃること、そしてコロナの影響で京都にお越しになれず残念がっている方が多いということです。本サイトが、日本中のお客様と錦市場の店舗様をつなぐ架け橋になり、また、和の食文化や京の食文化を発信することで、錦市場のファンづくりにもつながれば。」と話します。

さらに、清水事務局長は、「コロナが終息した後は、インバウンド客でごった返すことが想定されます。コロナ禍で整備した、デリバリーサービスやEC、VRサイトなどのデジタルインフラをさらに有効に活用できるものと考えています。」と意気込みます。
アフターコロナを見据えて、錦市場の活性化に向けた挑戦は続きます。

京都錦市場商店街振興組合のHPはこちら
錦市場ECサイト「京の台所」はこちら
※錦VR商店街は、上記ECサイト内のリンクからご覧いただけます。

ECサイトのオープンをお知らせするチラシ
ECサイトのオープンをお知らせするチラシ

アーケードを開放し喚起を行う商店街
アーケードを開放し換気を行う商店街

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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