布施戎福娘コンテストの開催！〜ライブ配信で布施の文化を広く発信〜 ＜モデル創出事業＞

2021.12.04　布施商店街連絡会　東大阪市

東大阪市の近鉄布施駅を降りてすぐにある布施商店街連絡会では、11月27日、「布施戎2022年度 福娘コンテスト」を開催しました。新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、無観客での開催となりましたが、ICTを活用し、初めての試みとなるライブ配信を行うことで多くの人にご視聴いただけました。
今年で41回目の開催となるこのコンテストは、商店街に隣接する布施戎神社と連携し、ミス福娘、準ミス福娘ら計９名の入賞者を選ぶもので、入賞者を含む20名の福娘は、2022年の１月９日から11日の３日間、布施戎神社の十日戎に福娘として参加するとともに、2022年度に同商店街連絡会が主催するイベントのPRなどのお手伝いをします。

今年は、全国から479名の応募があり、書類審査、面接審査を通過した20名の福娘が最終審査に参加しました。
巫女の衣装をまとった20名の福娘は、８名の審査員を前に、順番に歌やモノマネなどの特技を交えて自己紹介を行うとともに、「商売繁盛で笹もってこい！」の掛け声で福笹を振ってPRを行い、会場は華やかな熱気に包まれました。
審査の結果、入賞者６名、準ミス福娘２名、ミス福娘１名が発表され、昨年度のミス福娘から襷と烏帽子が渡されるとともに、同商店街連絡会からそれぞれに賞金が贈呈されました。

布施商店街連絡会の加茂会長は、「ここ数年、福娘コンテストの参加者は減少傾向にありましたが、今年はSNSを活用して情報発信を行ったこともあり、参加者が増加に転じました。また、これまで人を集めることを得意としてきた商店街ですが、布施の商店街からクラスターは発生させないという思いで、今年も一般客は入れずに、ライブ配信を行い、布施のまちに、「えべっさん」、「福娘」という何十年も続く文化があることを、地元以外の人にも広く知ってもらうきっかけになりました。これを機に、多くの方に商店街へ足を運んでいただき、飲食や買い物を楽しんでいただければ。」と語ります。

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主催者を代表して挨拶を行う加茂会長

福娘コンテストの表彰式の様子

会場前に飾られた福娘コンテスト参加者の似顔絵