子どもたちの可能性を伸ばし、社会で生きる力をつけるために

更新日:平成22年2月16日

子どもたちの可能性を伸ばし、
社会で生きる力をつけるために確かな学力をはぐくみます

基本的な生活習慣が培われるよう指導します

夢や志をはぐくみます

自由の大切さとともに、それにともなう責任の大切さも教えます

教育委員からのメッセージ

小河教育委員からのメッセージ
 

 私が教職に就いたのは32年前です。ちょうど中学校には巨大な荒れの波が到来し、そのほとんどの期間を生活指導部ですごしました。来る日も来る日もひたすら生徒たちの問題行動の対応に明け暮れる毎日。タバコ、シンナー、校舎破壊、授業妨害、いじめ、バイク、万引き。しかしなぜ彼らがそれほど荒れるのか、その理由が理解できず、疑問は頭から離れませんでした。
 昭和62年、教育研究所にいたときです。そこでE・フロムの言葉に出会ったのです。「人間は永遠の無力感に耐えられない。……彼らは必ず破壊を求めだす」。これはまさしく荒れている子どもたちの姿だと思いました。漢字、分数、小数すら分からず、自己の無力と未来への絶望に打ちひしがれる彼ら。彼らにとっては周りの健全に成長する全てのものが破壊すべき憎しみの的であったのです。
 以来、私は本腰を据え、「学力作りで荒れを克服する道」を追求することにしました。そして子どもたちが「分かる、出来る」ことでどれほど劇的に健全に変化するか、その感動を幾度も幾度も体験してきました。これからはぜひ現場の先生方とともにこの喜びを大阪の全ての地域に広げていきたいと思います。

友田教育委員からのメッセージ


 今や同時世界不況の波が個々の家庭に波及し、保護者の皆様にはいろいろとご苦労の多いことと存じます。そのような多難の中ではございますが、ご家庭におきましても、何か一つでもお子様の学力向上のために、ご尽力いただければと考えております。
 学校での授業が分からないと、学校生活は本人にとって、とても苦しいものになります。しかし、少しでも多くの授業が理解できるようになれば、学校はそれだけ楽しいものになります。学校でも分かる授業、楽しい授業を目指して授業改善に取り組みますが、ご家庭でも授業が分からないとあきらめないで、できることから工夫していただきたいと存じます。
 テレビばかり見て夜更かしをするとか、ゲームに夢中になるとかは、それが癖になるとなかなかやめられません。また、ご家庭で自分で予習・復習するというのも一つの習慣ですから、それを身につけるのは容易なことではありません。しかしどれかできそうなことから、少しずつご家庭での工夫をお子様とともに重ねていただきますようお願いいたします。

川村教育委員からのメッセージ
 

 私の勤務する会社では、毎春、多くの新入社員を迎えます。毎年、鳥取の地で5泊6日の新入社員合宿研修を実施しており、私は今も34年の歴史ある合宿研修に参加し続けています。この34年の間に、子どもたちを取り巻く環境は大きく変わりましたが、子どもたち自身は「人に対する興味」を失っていないということを感じ続けています。「人に対する興味」─これは人間の本能なのではないでしょうか。人はどんなに強がりを言っても、決して一人
では生きていけません。だからこそ、人との関わりを求める、心で通じ合うことを求める、「この悲しみを知ってほしい」「この喜びを分かち合いたい」と思うのです。その前提に、「自分をしっかり見ていてほしい」という願いがあります。子どもたちのその静かな、しかし切実な思いに、われわれ大人は果たしてどこまで真摯に向き合うことができているでしょうか。
 自分自身ありのままを受け入れ認めてくれる仲間がいること、自然体で笑ったり泣いたり怒ったりできる「居場所」があること。それが心の豊かさをもたらし、生きる力のベースになるのだと思います。われわれ大人は子どもたちにどれだけ「居場所」を提供できているか─それが今、改めて問われている気がしています。

隂山教育委員からのメッセージ
 

 家庭生活でとにかく重要なのが、『早寝早起き朝ご飯』です。これは健康面だけではなく、学力を伸ばすうえで大変重要な土台となります。早寝早起き朝ご飯を徹底するだけで、学力が向上するというデータがあるほどです。
 子どもに早寝早起き朝ご飯を習慣づけるためには、まず保護者の皆さん方がその習慣をつけなくてはいけません。はじめはしんどいかもしれませんが、大きな成果では、企業の業績が上がったなど、大人でもその効果は実感できるのです。
 そして、週1回は家族団らんの時間を設けてください。家庭内では見えてこない部分、例えば、友だちのこと、勉強のこと、何でもいいのです。そこから子どもの情報を聞き入れ、いじめにあっていないか、学習についていけているのか、親としてしっかり見極めることが大切になってきます。
 学校ばかりに勉強やしつけをまかせていては、子どもが伸びようとする力が十分に発揮できません。子どもの明るい未来につながるよう、家庭の役割をしっかり考えていただくようお願いします。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室小中学校課 教務グループ

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