事業名称・(想定場所/面積) | 事業者 | 事業概要 | 施設整備費 | 処理施設規模 | 主な対象廃棄物 |
食品残渣の資源化・廃プラスチック等原燃料化事業 (堺市域/約7,000平方メートル) | 太誠産業(株) | 外食産業・スーパー等から排出される食品残渣や容器包装廃棄物の資源リサイクルを推進するため、再商品化施設を整備し、肥料・飼料及び廃プラスチック類の原燃料化商品の製造を行う。 | 6.5億円 | 食品:発酵施設 50トン/日 プラ:圧縮梱包・溶融施設 60トン/日 | コンビニ、ス−パ−など期限切れ食品 その他プラスチック (容リ法対象物) |
建設廃棄物等による廃棄物発電施設及び有害廃棄物等の溶融処理事業 (大阪府域臨海部/約26,200平方メートル) | なにわエコ21G[(株)タクマ他] | 資源化されない建設廃棄物等を主とした高効率発電を行うとともに、マテリアルリサイクルが困難な廃棄物や焼却灰、有害廃棄物などを溶融により、適正・安全に処理すると同時にエネルギーやスラグなどにリサイクルする。 | 155億円 | 焼却発電施設 300トン/日 (150トンx2基) 溶融処理施設 67トン/日 | 建設廃棄物 廃プラスチック その他処理困難廃棄物 ばいじん・焼却灰 |
木材廃材リサイクル事業-木質系によるバイオマス発電- (大阪市域臨海部/約30,000平方メートル) | 木材廃材処理研究会 [平林会木材(協)他] | 木材事業者・ハウスメーカー・中間処理業者・建設事業者の連携により廃木材を集荷し、CCA難処理材を含んだ木質系廃棄物の高効率サーマルリサイクル、難処理木材の安全処理を行う。 | 49億円 | 焼却発電施設 220トン/日 前処理施設 265トン/日 | CCA処理材 解体廃材等 残材、端材等 |
建設廃木材からのバイオマスエタノ−ル製造事業 (大阪府域臨海部/約24,000平方メートル) | バイオマスエタノ−ルG [大成建設(株)他] | 都市にストックされた森林資源といわれる建設廃木材を主原料とし、糖化・発酵・蒸留により、バイマスエタノールを製造する。これをガソリンの添加剤としての燃料エタノールとして利用されることにより、石油資源及び二酸化炭素の削減に寄与することを目的とする。 | 45億円 | 発酵・蒸留施設 135トン/日 焼却発電施設 65トン/日 | 建設廃木材 剪定材・間伐材 |
都市型製鐵所における廃棄物適正処理リサイクル事業 (大阪市域自社所有地/約20,000平方メートル) | 中山クリーンリサイクル事業検討グループ | 鉄スクラップ、鉄含有廃棄物及び回転炉床炉で製鉄ダストから回収した還元鉄を原料とし、石炭・コークスの代替に廃棄物(廃プラ、紙等)の成型品を還元剤・熱源として、強度の高い細粒鋼を製造する。同時にシャフト炉式ガス化溶融炉では、シュレッダーダスト、医療廃棄物などの処理困難物を溶融処理するとともに、発電・熱回収し、細粒鋼製造のためのエネルギーとして利用する。 | 140億円 | ガス化溶融炉 320トン/日 (160トンx2基) 回転炉床炉 480トン/日 | 処理困難産業廃棄物 鉄含有廃棄物 ばいじん・焼却灰 |
木質系・食品系廃棄物総合リサイクル事業−都市近郊型リサイクル事業「ゴミゼロ型都市プロジェクト」− (大阪府域/約15,000平方メートル) | NPO法人エコデザインネットワ−ク [サラヤ(株)他] | バイオマス(食品系廃棄物、木質系廃棄物)の有効利用を目的に、熱分解炭化や燃料化処理を行い、主に炭化生成物のリサイクル・再資源化を実施する。 | 15億円 | 木質系熱分解施設 60トン/日 食品系熱分解施設 30トン/日 | 事業系食品残渣 木質廃棄物 |
建設廃棄物の高度選別リサイクル事業 (大阪府域自社所有地/約20,000平方メートル) | 堺クリ−ン環境研究会 [新日本製鐵(株)他] | 建設廃棄物や現場分別廃棄物を高度機械選別し、搬入物の92%をリサイクル可能にする総合的建設廃棄物の資源化処理を行う。収集運搬から、リサイクル資材の利用先までを完全確保し、情報システムを通じた連携によるトータルリサイクル事業 | 30億円 | 機械粗選別・再生砂品製造・建廃ダストリサイクルライン他 350トン/日 | 建設混合廃棄物 現場分別廃棄物 |
建設汚泥の完全リサイクル・汚染土壌の無害化事業 (大阪府域臨海部/約15,000平方メートル) | 大阪ベントナイト事業(協) 他 | 建設汚泥中の砂・砂利等を、高度選別により回収し、再生利用する。さらに、今後、多量に発生することが予想される汚染土壌の無害化、安定化し、再利用する。 | 7億円 | 選別・脱水施設(建設汚泥) 1250トン/日 (汚染土壌等) 350トン/日 | 建設汚泥 汚染土壌 浚渫土 |
廃石膏ボ−ドリサイクル事業 (大阪府域臨海部/約1,000平方メートル) | 大阪産廃事業(協) | 建築現場等から発生する石膏ボードを石膏と紙に分別し、それぞれリサイクル減量として利用する。 | 1億円 | 選別・破砕施設 16トン/日 | 廃棄石膏ボ−ド |
関西総合リサイクルセンタ−事業 (大阪府域/約10,000平方メートル) | (株)テラボンド | 有機性廃棄物を水性炭化し、破砕・磨砕処理後(廃プラ等は油化処理する)、廃食用油など植物系の液化燃料製造とバイオマス発電による発電を行う。なお、処理困難物は溶融処理して骨材化する。 | 30から35億円 | 水性炭化・液体燃料・油化施設 98トン/日 | 建設廃材 廃プラ 一般廃棄物 医療系廃棄物 |
廃プラスチックを利用したマテリアルリサイクル事業 (大阪府域/約10,000平方メートル) | 大阪東部リサイクル事業(協)/(株)小松製作所 他 | 北河内地区の寝屋川市、枚方市等の広域行政によって収集、適合物化される容器包装プラスチックを中心に、容器包装リサイクル協会の入札により得られた適合物を原料として、再生プラスチックペレットを生産する。 | 30億円 | 破砕・選別・再生品製造施設 43トン/日 | その他プラスチック (容リ法対象物) |
亜臨界水反応を利用した廃棄物リサイクル事業 (大阪府域自社所有地/約1,700平方メートル) *将来計画 約20,000平方メートル | 近畿環境興産(株) 三菱電機(株)他 | 亜臨海水反応を利用し、塩素系廃溶剤等これまで処理やリサイクルが困難であった廃棄物を、脱塩アルコール化し有効利用する。 | 14億円 *2期計画 | 亜臨界水反応施設 50トン/日 メタン発酵施設 30トン/日 | 有機塩素系廃油・廃溶剤 食品残渣 |
下水汚泥・石屑を利用した都市型エンドレスリサイクル再結晶(人造)石製造事業 (大阪府域/約30,000平方メートル) *単板の場合 約1,000平方メートル *連続板の場合 約3,000平方メートル | (有)ギダテック他 | 下水汚泥、石材屑、電炉スラグ等を、溶解・鋳造・再結晶化により、天然石以上の性能・機能を有する石として再生利用する。 | 13億円 *単板の場合1億円 *連続板の場合12億円 | 破砕・混練・溶解施設 50トン/日 1期: 4t/日 2期:50t/日 | 下水汚泥 石屑 電炉スラグ |
廃プラスチックケミカルリサイクル製造事業 (堺市域臨海部/約30,000平方メートル) | OCR研究会 [荏原製作所(株)他] | 廃プラスチックを原料に、水素を主成分としたガス化を行い、工業原料として再利用する。 | 85億円 | 加圧2段ガス化炉 99トン/日 (49.5トンx2基) | その他プラスチック (容リ法対象物) 産業系廃プラ |
廃ガラスびん混合による建設残土リサイクル事業 (大阪府域:自社所有地/約8,000平方メートル) | 藤野興業(株) | 廃ガラス・びんのリサイクルプラントと建設残土・汚泥の処理プラントを合体化させ、さらに汚泥処理を行うことによって、一般の土では埋め戻しの困難な溝や空洞及び締め固め施工の不可能な場所へ充填する工法に利用する。 | 3.5億円 | 乾式ガラスびん破砕施設 1.4トン/日 建設発生土泥化処理施設 936トン/日 | 廃ガラスびん建設汚泥 建設発生土 |
ガス化ミニ高炉による廃棄物無害化処理事業 (大阪府域/約16,500平方メートル) | 国際総合企画他 | ばいじん等の有害廃棄物を溶融処理する。発生する熱水は風呂、厨房等に、スラグは土壌改良材・路盤材等に利用する。 | 40億円 | ミニ高炉施設 50トン/日 | ばいじん・焼却灰 シュレッダ−ダスト 有害汚泥 |
廃棄物を利用した環境対策品リサイクル事業 (大阪府域/約10,000平方メートル) | 関西建設資材販売事業(協) | 建設現場から発生する廃コンクリート等と廃プラスチック類・廃ゴム製品等を微細化し、粒度調整、成分調整を経て成形することにより、排ガス吸収機能を有する施設の製造に活用する。 | 10億円 | 混合・調整施設 2000トン/日 *ただし、現段階は、実証研究中であり、まずは小規模で実施 | 廃タイヤ プラスチック類 建設廃材 |
混合廃棄物リサイクリングアソ−トセンタ−事業 (大阪府域臨海部/約30,000平方メートル) *第1期計画 約18,000平方メートル 第2期計画 約12,000平方メートル | 関西環境保全事業(協) | 破砕・選別等の効率的な前処理(アソート)を集約的に行うことにより、廃棄物物流の効率性を高め、リサイクル原料の安定供給を実現する。 | 18.5億円 *第1期計画 | 破砕・選別・圧縮・梱包施設 1000トン/日 *第2期で2000トン/日に拡張 | 建設混合廃棄物 廃プラスチック |
総合リサイクル事業(大阪泉大津エコ・エネルギー資源化センター) (泉大津市域フェニックス/約200,000平方メートル) *第1期:100,000平方メートル 第2期:100,000平方メートル | 大阪南産廃事業(協) | 泉大津市内にリサイクル施設を建設し、コンクリート、アスファルト及び廃木材などの建設系産業廃棄物をはじめ、食品廃棄物やOA製品などのリサイクルに取組む総合資源循環センターの稼動を目指す。 | 98.7億円 *1期:43.7億円 *2期:55億円 | 建設廃材再生施設 2000トン/日 ミニ高炉施設 95トン/日 (85トンx1基、10トンx1基) バイオマス発電施設 30トン/日 | 建設廃材 シュレッダ−ダスト 廃プラスチック ばいじん等処理困難物 食品残渣 |
バイオマス発電事業 (大阪府南部臨海地域/約4,000平方メートル) | バイオマス発電研究会 ((株)壇建築計画事務所 他) | 生ゴミを発酵することによりバイオガスを発生させ、そのガスから水素を抽出し、燃料電池を用いた発電に利用する。 | 20億円 | 粉砕・発酵・発電施設 50トン/日 | 食品残渣 |
難処理紙廃棄物の循環マテリアルリサイクル事業 (大阪府域/約10,000平方メートル) | 大和板紙(株) | 機密性書類、酒パックや牛乳パックなどの紙製飲料容器、ビニール・アルミホイル引き加工紙等、現在廃棄処理されている難処理紙ごみの再生化を行う。 | 13.5億円 *1期:3.5億円 *2期:10億円 | 再生製造施設 40から50トン/日 | 難処理古紙 使用済み紙コップ 牛乳パック 等 |
使用済み飲料缶有効利用事業 (大阪府域自社所有地/約10,000平方メートル) | (株)栗本鐵工所 | 地域から排出される使用済みスチール飲料缶の90%を占める胴体部分の鉄と、10%を占めるアルミを、溶融処理で高純度に分離・回収し、再商品化を行う。 | 15億円 | 溶融分離施設 100トン/日 | 飲料空き缶(スチール缶) |
未利用廃ガラスのリサイクル事業 (大阪府域/約10,000平方メートル) | ダイソーエンジニアリング(株) | リサイクルに回らず、埋立手処されているワインびん残渣等の混みカレット類や蛍光管などを、粉砕・混練・成形等の無焼成の工程をへて、路盤材等の高機能なリサイクル製品の原料として有効利用する。 | 6億円 | 粉砕減容化施設等 20トン/日 | ガラスびん 蛍光管 |
エコクリーンリサイクル事業 (大阪府域内陸部/約100,000平方メートル) | (株)森組 | 次の各施設からなる複合リサイクル施設を整備する。 (1) 廃木材・廃プラスチックを原料として、破砕・混合・押出成型等の工程を経て再生材を製造する施設 (2) 廃油・オイルスラッジを原料とした再生燃料の製造施設 (3) 焼成による汚染土壌浄化施設 など | 50億円 | 直接乾留油化施設 30トン/日 土壌焼成施設 200トン/日 (100×2炉) | 汚染土壌 廃プラスチック 廃タイヤ 廃油、廃木材 |
建設廃材クリーニングプランリサイクル事業 (大阪府域/約5,000平方メートル) | (株)よしひろ商店 | 建設廃材であるコンクリートがら・アスファルトがらの再生を行い、生コン用骨材を供給する。 | 1.5億円 | コンクリートがら、生コン用骨材再生施設 240トン/日 | コンクリートがら |
高品位RPF燃料供給センター事業 (大阪府域/約4,000平方メートル) | 川崎重工業(株) | 容リ法対象物など古紙、廃プラスチックを原料に高品位RPFを製造する。 | 7億円 | 破砕・成型施設 60トン/日 | 古紙 廃プラスチック |
廃タイヤ等粉末原料化リサイクル事業(大阪府域/約3,300平方メートル) | (株)C.R.T/ 日本リクエストサービス(株) | 廃タイヤ等を粉砕・粉末化し、原料としてリサイクルする。 | 7.5億円 | 裁断・冷凍等粉末化施設 32から48トン/日 | 廃タイヤ |
汚染土壌洗浄リサイクル事業 (堺市臨海部/約13,000平方メートル) | (株)栗本鐵工所 | 汚染土壌を水洗浄・分級することにより浄化する。 | 8億円 | 分級・洗浄等施設 400トン/日 | 汚染土壌 |
廃プラスチック・廃タイヤ等の高効率リサイクル事業 | KIY企画 | 廃タイヤ等を高温加熱することによりA重油を精製する。 | 16億円 | 幹留式油化施設 37トン/日 | 廃タイヤ 廃プラスチック |
有機性汚泥資源化・汚染土壌浄化リサイクル事業 (大阪府域臨海部/約27,000平方メートル) *1期: 7,000平方メートル 2期:20,000平方メートル | 大阪府循環型環境事業(協)・ソイル微研(株) | 有機性汚泥等を高温で発酵することにより肥料化を行う。また、微生物の特性を活かした土壌浄化を行う。 | 24億円 *1期: 7億円 2期:14億円 | 高速微生物発酵培養施設 500トン/日 | 下水汚泥、家畜糞尿、食品残渣 |
石油精製副産物資源化事業 (大阪府域/約14,000平方メートル) | 大阪府循環型環境事業(協)・浦崎興業 | 重油精製時に副産物として出る硫酸スラッジ(ピッチ)から、油分・タール分・固形分を回収し、燃料等として販売する。 | 18億円 | 硫酸スラッジ濃縮分離施設 50トン/日 | 硫酸スラッジ 硫酸ピッチ |
バイオマス資源・エネルギー化センター事業 (大阪府域/約33,000平方メートル) | 大阪府循環型環境事業(協) | 山林を伐採し、その間伐材を燃料としてガス化発電することにより、地域エネルギー需要に供する。 | 33億円 第1期:5億円 第2期:28億円 | 第1期:発電施設 42トン/日 第2期:発電施設420トン/日 | 間伐材 |
このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ
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