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更新日:2024年8月14日

ページID:20094

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省エネ診断事例-工場4

概要

業種

製造販売業(食品添加物、土壌改良剤)

診断受診建物

事務所、工場

診断時期

平成25年8月

省エネ診断結果より想定される
エネルギー削減効果

  • エネルギー削減量:1.2kL/年(原油換算値)
  • デマンド低減:1kW
  • コスト削減額(合計):約88千円/年

建物概要

建物用途:事務所、工場 構造:RC造
延床面積:約400メートル 建物階数:地上2階

契約電力:約40kW

竣工:昭和58年
年間エネルギー使用量:23.9kL/年 改修:-

省エネ提案項目一覧

投資改善

提案1:高効率照明への変更(事務所及び研究室)※小規模投資

【提案内容】
事務所及び研究室等に設置されているFLR40W蛍光灯2灯用41台をLED(直管型)に変更することで、電力使用量を削減することができます。

参考図:FLR40W型11灯用及び2灯用からLED直管型への変更
FLR40W型1灯用及び2灯用 LED直管型

【削減ポテンシャル】
⇒FLR40W2灯型蛍光灯41台をLED照明に変更した場合

  • 削減電力使用量:3,897kWh/年 (原油換算値:1.0kL/年)
  • デマンド低減:1kW

【削減コスト】
計75千円/年

  • (1)削減電力使用量によるもの:59千円/年
  • (2)デマンド低減によるもの:16千円/年
【想定イニシャルコスト】
約746千円
 (18.2千円/台×41台)

【投資回収年数】
10.0年

提案2:省電力型照明への変更(事務所及び研究室)

【提案内容】
事務所及び研究室等に設置されているFLR40W蛍光灯2灯用41台を省電力型の蛍光灯(照度、寿命及び価格は現在とほぼ同等)に変更することで、電力使用量を削減することができます。

参考図:FLR40W型2灯用からFLR36Wタイプへの変更
FLR40W型2灯用 FLR36Wタイプ

【削減ポテンシャル】
⇒FLR40W2灯式蛍光灯41台を省電力型照明に変更した場合
削減電力使用量:709kWh/年 (原油換算値:0.2kL/年)
【削減コスト】
11千円/年

提案3:高効率照明への変更(水銀灯)※小規模投資

【提案内容】
工場に設置されている200W水銀灯6台、450W白熱電球1台を高効率照明(セラミックハライドランプ)に変更することで、電力使用量を削減することができます。

参考図:水銀灯からセラミックハライドランプへの変更
工場天井の水銀灯 セラミックハライドランプ

【削減ポテンシャル】
⇒200W水銀灯6台、450W白熱電球1台を省高効率照明(セラミックハライドランプ)に変更した場合
削減電力使用量:864kWh/年 (原油換算値:0.2kL/年)
【削減コスト】
13千円/年
【想定イニシャルコスト】
123千円
 (17.5千円/台×7台)

【投資回収年数】
9.4年

運用改善

提案4:エアーコンプレッサーの設定圧力の変更

【提案内容】
エアーコンプレッサーの設定圧力を0.5MPaにされていますが、圧力を0.1MPa下げると、約10%の消費電力の低減が見込まれますので、製品製造に支障のないことをご確認の上、ご検討ください。

エアーコンプレッサーの設定圧力

【削減ポテンシャル】
-
【削減コスト】
-

提案5:空調温度設定の適正管理

【提案内容】
冷暖房の設定温度を1から2℃緩和すると、10%程度の消費電力の低減が見込まれます。政府の推奨設定温度は、夏季28℃、冬季20℃となっていますので、体調管理に配慮した上で、適正温度への設定をご検討ください。

参考グラフ:冷暖房の設定温度緩和による負荷削減量

【削減ポテンシャル】
-

【削減コスト】
-

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