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省エネ診断事例-病院・介護施設1
概要
業種 |
病院 |
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診断受診建物 |
わかくさ竜間リハビリテーション病院 | |
診断時期 |
平成26年10月 | |
省エネ診断結果より想定される |
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建物概要 |
建物用途:病院 | 構造:SRC |
延床面積:約13,000平方メートル | 建物階数:地上4階、地下1階 | |
契約電力:約500kW | 竣工:1988年 | |
年間エネルギー使用量:約649kl/年(原油換算値) | 改修:1997年 |
省エネ提案項目一覧
運用改善 |
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【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 |
【削減コスト】 |
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提案2:省エネ型自販機への更新 |
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【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 ⇒病院内の自販機4台を省エネ型に更新した場合 消費電力削減量:2,414 kWh (原油換算値:0.6kL/年) |
【削減コスト】 46千円/年 |
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投資改善 | ||
【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 |
【削減コスト】 2,252千円/年 |
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【想定イニシャルコスト】 約7,118千円 |
【投資回収年数】 約3.2年 |
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【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 |
【削減コスト】 423千円/年 |
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【想定イニシャルコスト】 約1,650千円 |
【投資回収年数】 約3.9年 |
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提案5:病棟浴室のシャワーヘッド更新 |
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【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】
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【削減コスト】
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【想定イニシャルコスト】 約640千円 |
【投資回収年数】 1.4年 |
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提案6:電動HP室外機への日射遮蔽による空調電力の削減 | ||
【提案内容】 【考え方】 参考資料(出典:省エネルギーセンターによる「産業部門での節電対策」講演資料) |
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【削減ポテンシャル】 ⇒よしず等を18台導入した場合 削減電力使用量:3,685kWh/年 (原油換算値:0.9kL/年) |
【削減コスト】 71千円/年 |
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【想定イニシャルコスト】 約36千円 |
【投資回収年数】 0.5年 |
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提案7:空調用電動ヒートポンプの高効率化更新 | ||
【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 消費電力削減量:74,276kWh/年 (原油換算値:19.1kL/年) |
【削減コスト】 1,426千円/年 |
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【想定イニシャルコスト】 約16,280千円 |
【投資回収年数】 11.4年 |
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提案8:若草棟へのヒートポンプ式給湯熱源の採用 | ||
【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 A重油:30,701L (原油換算値:11.5kL/年) (消費電力増加量:-75,874kWh) |
【削減コスト】 2,895千円/年 (消費電力量増加分:-1,457千円/年) |
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【想定イニシャルコスト】 約16,000千円 |
【投資回収年数】 11.1年 |
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提案9:LED型誘導灯の採用 | ||
【提案内容】 【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 ⇒誘導灯68台をLED型に変更した場合 消費電力削減量:22,059kWh/年 (原油換算値:5.7kL/年) |
【削減コスト】 424千円/年 |
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【想定イニシャルコスト】 4,435千円 |
【投資回収年数】 10.5年 |
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提案10-1:水使用量の削減(カラン水量の調整) |
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【考え方】 各病棟の洗面台は洗面台下に設置された止水栓の開度がまちまちで吐出水量のバラつきがありました。(一部には周囲に水が飛び散るほど吐出量の大きなものもありました。)止水栓を調整して過剰に水が出ない様に調整することで水の使用量を削減することができます。 過剰に出てしまうので、利用者が必要な水量に調整しようとしても意図せず過剰な水量となる事も想定されます。バルブ開度を90度(片手で一回捻る角度)とした時の吐出量を一定に管理することで使用量を削減できます。通常、泡沫水栓であれば5L/分程度でも十分な使用感が得られます。 |
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【削減ポテンシャル】 削減水量:1,113立法メートル/年 |
【削減コスト】 382千円/年 |
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提案10-2:水使用量の削減(病棟トイレへの節水型大便器の採用) | ||
【考え方】 |
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【削減ポテンシャル】 ⇒病院内の便器56台で採用した場合 削減水量:4,344立法メートル/年 |
【削減コスト】 1,491千円/年 |
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【想定イニシャルコスト】 11,200千円 |
【投資回収年数】 7.5年 |