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令和2年度食品、添加物等の夏期一斉取締りの実施結果
1.実施期間
令和2年7月1日(水曜日)から同月31日(金曜日)まで(閉庁日除く)
2.実施機関
各保健所、食品衛生広域監視センター、羽曳野食肉衛生検査所、中央卸売市場食品衛生検査所及び食鳥検査センター
3.立ち入り監視指導結果
食中毒の原因施設となる可能性の高い施設、持ち帰りや宅配等を行う飲食店等を中心に立ち入り、食品の衛生的な取扱いや施設の衛生管理、食品表示法に基づく適正表示の徹底等について監視指導を実施しました。
また、「HACCPに沿った衛生管理」が未導入の施設については、その導入を促しました。
(1)立ち入り件数
7,185件
(2)施設にかかる違反
立ち入り施設のうち、延べ34施設において、34件の食品衛生法違反又は大阪府食品衛生法施行条例違反を発見しました。
全ての違反施設に対して、文書又は口頭指導により改善を図り、うち1施設に対しては営業停止処分を行いました。
(3)食品にかかる違反
12,003品目の食品を点検したところ、76品目において食品衛生法で定める保存基準4件、食品表示法で定める表示基準(衛生事項93件、品質事項16件、保健事項13件)の違反を発見しました。
全ての違反施設に対して口頭指導等により改善を図りました。
なお、大阪府以外の行政機関が所管する事業者については、関係行政機関に通知しました。
4.食品等に対する試験検査結果
国産品144検体(食品衛生法89検体、食品表示法55検体)、及び輸入品28検体(食品衛生法14検体、食品表示法14検体)の計172検体を収去し、理化学検査(保存料・甘味料・漂白剤等の食品添加物や農産物の残留農薬等)及び微生物検査(腸炎ビブリオやサルモネラ等)を実施したところ、食品衛生法違反や食品表示法違反となる食品はありませんでした。
備考
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業の一部を縮小して実施しました。