「一級河川淀川水系 寝屋川北部地下河川」 事業施行に関する住民説明会

更新日:2020年2月13日

「一級河川淀川水系 寝屋川北部地下河川」 事業施行に関する住民説明会

 寝屋川流域は、その大部分が低平地であり、流域の約3/4は雨水が自然に河川に流れ込まない「内水域(川より低い土地)」であることから、下水道により雨水を集めポンプで強制的に河川へ排水しています。こうして河川に集められた雨水の出口は、寝屋川の京橋口(旧淀川合流点)ただ1カ所しかありません。こうした厳しい地形条件の中、昔から洪水被害に悩まされてきました。

 これまでの治水施設の整備(総合治水対策)によって、一定の治水効果が発揮されているものの、急激な市街化の進展により保水・遊水機能が低下しているため、雨水の流出量が増大し流出時間は短くなっています。また、局地的大雨(ゲリラ豪雨)等、時間雨量50mm以上の降雨の発生回数は近年増加傾向にあります。

 このため、河川へ排水するポンプの能力以上の雨が降った場合に、下水道管や水路から水があふれ出る「内水浸水」が現在でも発生しており、近年では平成24年8月に1万戸を超える浸水被害が未だに発生しています。

 市街化の進展した寝屋川流域では、河川の拡幅や新たな河川の開削は困難であるため、総合治水対策の一環として、道路等の公共施設の地下空間を有効に利用し、新たな放流施設である「地下河川」を建設しています。地下河川は、すべての施設が完成して初めて雨水を流す施設となりますが、完成するまでには長い年月を必要とします。そこで、早期に治水効果を発揮させるため、既に完成している区間では、大雨時の雨水を一時的に貯留して浸水被害を軽減しています。

 既に寝屋川市から大阪市鶴見区までの区間が完成しており、現在大阪市鶴見区から守口市までの区間の工事を行っています。これまでは道路の下に建設してきましたが、残る大阪市鶴見区から大阪市都島区までの一部区間は、大深度地下の公共的使用に関する特別措置法に基づき大深度地下を使用する手続きを進めています。

    

 このたび、計画ルート上の大阪市城東区、都島区で、住民説明会を開催いたしました。

 なお、各説明会の開催結果、当日の配布資料および説明資料については、以下をご確認ください。   

 ※スライドの一部の写真は、著作権の関係上省いております。また、説明会会場で使用しました「寝屋川総合治水対策の概要」「シールドの工事」の映像についても、著作権の関係上掲載しておりません。

 ※なお、「寝屋川総合治水対策の概要」の映像については、著作権に関係する部分を除いた映像をこちら(外部サイト)よりご覧いただけます。

    

 ■開催結果:「住民説明会開催結果」 [Wordファイル/5.41MB]

 ■当日の配布資料:次第 [PDFファイル/86KB]

             大深度地下リーフレット [PDFファイル/1.24MB]

             総合治水対策パンフレット [PDFファイル/1.87MB]

 ■当日の説明資料:説明用スライド   [PDFファイル/4.03MB]    

    

このページの作成所属
都市整備部 寝屋川水系改修工営所 企画防災グループ

ここまで本文です。


ホーム > 都市計画・都市整備 > 河川・ダム・砂防 > 寝屋川水系改修工営所 最近の主なトピックス > 「一級河川淀川水系 寝屋川北部地下河川」 事業施行に関する住民説明会