南河内の自然と山(南葛城山)

更新日:平成29年5月17日

南河内の自然と山 3 

河内長野市・橋本市 南葛城山922

  今回ご紹介する山は和泉山脈の最高峰である南葛城山です。
 南葛城山は、ダイヤモンドトレールから外れており、訪れる人の少ない静かな山です。
 ルートは急峻で、不明瞭なところもありますので初心者の方は経験の豊かな方とご一緒にお歩きになることをお勧めします。

 行程は河内長野市滝畑から往復することにしました。
 河内長野駅から滝畑・日野コミュニティバスで、終点滝畑ダムで下車します。滝畑湖畔観光をすぎて、公衆トイレの裏側から登ります。
 この道はダイヤモンドトレールで、岩湧山へ上ることができます。
 南葛城山へ行くには、林道千石谷線までのぼり、ダイヤモンドトレールと別れ、林道を1kmほど上流に向かっていくと右手に「林間歩道」と書いてある看板があり、ここから千石谷へおりていきます。

林間歩道のサイン(ここから谷へ下降します)
林間歩道入口の写真 

 少し下ると鋼製の小さな橋がありますが、現在倒木により不安定な状態であるため危険なので渡ることができません。
 左側の踏み後をたどり、ぬれた石で滑らないように気をつけて谷を渡ります。

渡れない(危険)鋼製の橋                  千石谷の清流
渡れない橋の写真 千石谷清流の写真

 ここからスギ、ヒノキの人工林の急な尾根を登って行きます。かなりの急登で苦しくなりますが、
頑張って登り続けると明るく開けた高圧線の鉄塔の下に出ます。 
 高度感があり、石川上流部の谷を見ることができます。ちょっとお茶を飲んで休憩です。

しんどい急な登り                   鉄塔から見る石川上流

急な坂道の写真   

鉄塔から見る石川上流

 しばらく急な登りが続きます。傾斜がすこしゆる  
 くなりだしたら「ノゾキ平」です。ここで中の茶屋
 橋から登ってくる道と合流します。ここから傾き
 はさらに緩くなり、ヒノキの人工林の中をゆっく
 り上って行きます。ところどころヤマアサジサイ
 がきれいに咲いており、疲れた体をほっとさせ
 てくれます。

 
みずみずしいヤマアサジサイの花
ヤマアジサイの写真

ノゾキ平 急な登りが続くので平らなところでホッとします
のぞき平の写真

  さらに進んでいくと、ヒノキ林の下草がササに変わってきます。

道沿いのササが多くなってくる
ササに覆われた山

 注意して辺りを見回すと、ササユリの花を見つけることができます。
 花を見つけたら匂いをかいでみてください。

可憐なササユリの花                  南葛城山を望む
可憐なササユリの花の写真 南葛城山を望む

 やさしい香りがしています。また、この辺りから南葛城山を見ることができます。
 さらにササに覆われた道行くと、左手が崩壊しているところに出ます。道も細いので気を付けて歩いて行きます。
 左を見ると、岩湧山の大きな山体が見えて、その稜線よりも高いところまで登っていることがわかります。
 もう少しで南葛城山の山頂です。

ササに覆われた山
ササに覆われた山の写真

ササが深く足元が見えません
画像です。ササが深く足元が見えません

 ササが深くなり足元が見えない中、木にまかれているテープの目印をたどりながら進んでいきます。
 少し不安になりながら歩いていくと突然開けたところに出ます。
 南葛城山の山頂です。頂上は広場になっており、お手製のテーブルとイスがあります。
 苦労して登ってきましたが、あいにく周りはヒノキ林で展望はまったくありませんが、訪れる人が少ないので、
木製のテーブルでお弁当を広げて、鳥のさえずりを聞きながらのんびり過ごすことができます。

南葛城山の山頂922m                    山頂のテーブルとイス
山頂の写真 山頂のテーブルとイスの写真

 帰りは元来た道を戻ります。往路の急な登りも復路では急な下りに変身です。
 下りは、踏ん張らなければなりませんので、ひざに負担がかかります。慎重にゆっくり降りてください。 

急な下り
急な下りの写真

 千石谷の渓流に着いたら、きれいな渓流の水で顔を洗います。水は冷たくすっきりします。
 渓流を渡り、林道まで戻ると後は、ひたすら滝畑ダムバス停を目指します。
 林道沿いでは、ホタルブクロの白い花が目を楽しませてくれます。
 渓流のせせらぎ、森の中の鳥のさえずり、訪れる人が少ないため独り占めできる山歩きでした。

林道沿いに咲くホタルブクロ
ホタルブクロの写真

 その他の自然と山の情報はこちらをご覧ください。

このページの作成所属
環境農林水産部 南河内農と緑の総合事務所 みどり環境課

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