きょういくニュース 第175号 5ページ

更新日:2016年11月1日

平成28年度 「大阪サイエンスデイ 若き科学者たちの挑戦」を開催しました

 10月22日(土曜日)、23日(日曜日)に「大阪サイエンスデイ(第9回生徒研究発表会、第6回科学の甲子園大阪府大会)」を開催しました。
 初日(22日(土曜日))は、先進的な理数教育に重点を置いた研究開発を行う「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定された高校が中心となり、府内の国・公・私立高校の生徒が一堂に会して、午前・午後の二部構成で研究成果を発表しました。
 午前の部は、エル・おおさか(大阪府労働センター)を会場として、京都大学野生動物研究センター 村山美穂教授による基調講演「『遺伝子から野生動物をみる』 フィールドと実験室をつなぐ」とSSH指定校の代表生徒による生徒研究発表会を行いました。
 SSH指定8校による代表生徒発表は、「子どもの頃に遊んだコマが、回転の始めは傾いているが、軌道に乗り出すと起き上がることに関心を持ち、そのメカニズムを解析」、「結晶が生成される過程を原子レベルで観察し、生成の過程の解明」など、それぞれ興味関心を持った研究対象をとことん追究する姿勢が伺えるものでした。また、当日は、府立天王寺高校の連携校である台北市立第一女子高等中学をお招きし、有機太陽電池の機能と紫外線探知への応用等について、流暢な英語で発表していただきました。
 午後の部は、府立天王寺高校を会場に移し、生徒研究発表会2部として9校の代表発表に加え、6つの分科会全33組が研究成果をパワーポイント等を用いて発表するとともに、基調講演していただいた村山美穂教授を囲んだ「サイエンス・カフェ」を開催しました。その後、103組が研究成果をポスターセッションで発表し、参加した生徒たちは、質疑応答や熱い議論を交わしてお互いに理解を深めていました。会場は、溢れんばかりの生徒たちの熱気でいっぱいで、この中から、未来のサイエンスを担う科学者が輩出されることが期待できる一日となりました。

基調講演 京都大学村山美穂教授代表発表ポスターセッションの様子
写真:基調講演京都大学村山美穂教授写真:代表発表のようす写真:ポスターセッションのようす

 2日目(23日(日曜日))には、共催いただいた大阪工業大学において、第6回科学の甲子園大阪府大会を開催しました。
 当日は、大阪府内の22校約150名が出場し、午前に6名のチームによる筆記競技(物理・化学・生物・地学・数学・情報)、午後にチーム6名が3名ずつに分かれて、物理と化学の実技競技を行いました。
筆記競技では、各自答案を作成してから回覧、確認を行うチームや、答案を相談しながら作成するチームなど、どの参加校も一丸となって取り組んでいました。
 実技競技では、自分の考えについてジェスチャーを交えて説明する様子、アイディアを突き合わせて課題に挑む姿が見られました。
 閉会式での結果発表では、声を上げて喜ぶ姿や悔しさをにじませる姿が見受けられ、すべての参加校の本大会に対する熱い思いが伝わってきました。
 参加した生徒達は、日ごろの学習環境とは異なり、課題解決のための手法をチームで模索し、理論に基づいた正確な実験を行う難しさを実感するとともに、改めて科学の楽しさに触れることができたのではないでしょうか。
 結果は、大阪星光学院高等学校が総合第1位、府立北野高等学校が総合第2位、府立三国丘高等学校が総合第3位でした。大阪星光学院高等学校には、実技部門第1位として大阪工業大学サイエンステクノロジー賞も与えられました。
 なお、大阪星光学院高等学校は、平成29年3月に茨城県つくば市で開催される「第6回科学の甲子園」全国大会に、大阪府代表として出場します。

筆記競技の様子実技競技の様子閉会式の様子
写真:筆記競技のようす写真:実技競技のようす写真:閉会式のようす

  

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教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ

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