府教委ニュース 第151号 8ページ

更新日:2014年11月5日

学校に眠る遺跡

大阪府立能勢高等学校と暮坂(くれさか)古墳

 大阪の地下には数多くの文化財が眠っています。このページでは、学校で見つかった遺跡等を紹介していきます。

 暮坂古墳は、豊能郡能勢町山内に所在します。標高約290メートルの山腹に立地し、古墳時代後期(6世紀後半)に築造された古墳12基からなる篠口暮坂(ささぐちくれさか)古墳群の北端にあります。
 暮坂古墳は、大阪府立能勢高等学校の農場内にあり、大阪府教育委員会では、平成12(2000)年に暮坂古墳の部分的な発掘調査を実施しました。調査の結果、古墳の規模は、墳丘の直径が17メートル、高さが2.4メートルから3.5メートルの円墳で、南東に開口する両袖式の横穴式石室を有することが判明しました。
 古墳は、北端が里道によって削られていましたが、玄室上に天井石が良好に残存しているなど、古墳の様相が明らかとなり、地域の歴史を解明する資料を得ることができました。
 発掘調査終了後、古墳は石室や墳丘を含め、埋め戻されて現在も農場内に保存されています。

暮坂古墳位置図
写真:暮坂古墳位置図

暮坂古墳遠景
写真:暮坂古墳遠景
 (〇で囲われたところに暮坂古墳があります。平成12(2000)年撮影。)

暮坂古墳全景と横穴式石室
写真:暮坂古墳全景と横穴式石室。手前が羨道、奥が玄室。玄室の上には天井石がのっています。(東側上空から)

暮坂古墳横穴式石室の羨道部全景
写真:暮坂古墳横穴式石室の羨道部全景(南東側から)

 ※横穴式石室(よこあなしきせきしつ): 古墳の内部施設の一つで、一方の壁面に外部との出入口が設けられています。
                         遺骸を安置する玄室(げんしつ)と通路である羨道(せんどう)をもっています。

 ※両袖式(りょうそでしき): 羨道が玄室の中央部からはじまるものが両袖式で、左右の一方に片寄るものが片袖式と呼ばれています。

 ※詳しくはこちらをご覧ください

目次へ       次ページへ 

このページの作成所属
教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ

ここまで本文です。


ホーム > 教育・学校・青少年 > 教育政策 > きょういくニュース > 府教委ニュース 第151号 8ページ