「こころBook2021」(創刊号)テキストデータ

更新日:2021年7月6日

「こころBook2021」(創刊号)テキストデータ

表紙 1ページ
ええもんはええ!頑張っている高校紹介します
大阪府教育委員会 こころBook 2021


2ページ
Contents
府立三島高等学校 4ページ
府立野崎高等学校 5ページ
府立勝山高等学校
府立大阪わかば高等学校 6ページ
府立金岡高等学校 7ページ
府立門真なみはや高等学校 8ページ
府立岬高等学校 9ページ
私立大阪体育大学浪商中学校・高等学校 10ページ
あなたへ こころのメッセージ 11ページ

こころBookに掲載している学校は、令和2年度「こころの再生」府民運動@スクール表彰で表彰された学校です。
頑張っている高校生の様子や取組みをみなさんに伝えることで、学校生活が豊かになることを期待しています。
ぜひ、思いやりや交流につながる活動に積極的に取り組んでください。


3ページ
「こころの再生」府民運動とは?
大阪府・大阪府教育委員会が推進している、大切な「こころ」を見つめ直し、今日からでもできる身近な取組み(7つのアクション)を呼びかける運動です。

大切な「こころ」例えば… 
5つのこころ 生命(いのち)を大切にする 思いやる 感謝する 努力する ルールやマナーを守る

7つのアクション
「あかんもんはあかん」とはっきりしかろう
「ええもんはええ」とはっきりほめよう
「ユーモア」を大切にしよう
「あいさつ」をもっと大切にしよう
「おかげさんで」をもっと大切にしよう
子どもの話をじっくり聞こう
地域にどんどん出ていこう

知っていますか?
 「元気にあいさつをしよう」とかかれたのぼりを知っていますか?「愛さつOsaka」のロゴが入ったピンク色のビブスや「おはよう、さよなら、ありがとう」とあいさつを呼びかけるもずやんがデザインされたポスターを見たことがありますか?
 「こころの再生」府民運動はこれらグッズやポスターを作っています。みなさんの取組みに役立ててもらえるよう、各学校へ届けています。

保護者の皆さまへ
 7つのアクションの中の1つに「子どもの話をじっくり聞こう」とあります。子どもをはっきりと「ほめる」「しかる」ためには、まずは子どもの話をじっくり聞くことが重要です。また、子どもと「ユーモア」を共有する、「おはよう」とあいさつをする、地域と交流する、「おかげさんで」と感謝の気持ちを伝えるなど、全てのコミュニケーションに「話を聞く」ことは不可欠です。
 「こころの再生」府民運動では、「こどもの話をじっくり聞こう」のような、日常では忘れてしまいがちな大切なことを伝え、できることから取り組むことを呼びかけています。「こころの再生」府民運動ホームページを訪れていただき、大切な「こころ」について考えるきっかけにしていただければ幸いです。

こころの再生 検索  スマホはこちらからアクセスできます QRコード

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府立三島高等学校
住所 〒569−1135 大阪府高槻市今城長27−1
学校紹介
 昭和45年(1970)、府立で69番めの高校として開設された公立高校である。自主自律の精神を培い、「高い志を掲げ、その現実に向けて真摯に努力する生徒」「自他を尊重し、三島高生として自覚と責任ある行動をとることができる生徒」「国際感覚に富む社会人として自立し、社会や地域の一員として積極的に貢献しようとする生徒」を育成するため、文武両道を標榜している。多くの生徒が勉学はもちろん部活動や学校行事も積極的に取り組んでいる

取組み紹介 Praiseアイコン Mutualaidアイコン
5つのこころ 思いやる 感謝する
「おもいやり」「やりがい」あふれるクラブ交流
 三島高校では毎年、高槻市立郡家小学校とのクラブ交流を行っています。10年以上続く取組みで、本校生もすごく楽しみにしている年1回の行事です。それぞれの学校のグランド、体育館、教室などでバスケットボールや軽音楽・太鼓を通して交流しました。

思いやりの気持ちを持って
 小学生と接することで、「できないことがあっても親切に教えてもらい、できることが増えた!」と喜んでもらうことができました。小学生にあこがれや目標となる姿を、見せることができたと思います。クラブ交流は本校生にとっても学校生活の励みとなりました。

交流の様子を写真で紹介 4枚

 小学生がすごく楽しそうで仲良くなれてうれしかったです。多くの笑顔と元気いっぱいの姿を見て学べることがたくさんありました。

 三島高校にはクラブ交流の他にも、体育祭、文化祭や芸術祭など学校行事が盛んでとても楽しいです!自主・自律をモットーに勉強にも学校行事にもみんな全力で取り組みます。

Message
校長 井上隆司
 本校の魅力は、生徒が自主的に勉強とクラブ・学校行事など文武両道で取り組むこと。
 地元小学校等との交流・地域清掃・イベントへの参加・コンサートの開催をはじめ地域の方々との交流が盛んです。毎年冬には地元の「阪急高槻」で美術・書道展も開催しています。好奇心旺盛な社会に貢献できるチャレンジ精神のある生徒を育てます。


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府立野崎高等学校
住所 〒574−0014 大阪府大東市1丁目2−1
学校紹介
 府立野崎高等学校は、大東市にある全日制普通科高等学校で、昭和51年(1976年)に第100番めの府立高等学校として創立されました。「生徒一人ひとりを大切にする学校」、「夢をみつけ、夢をかなえる学校」、「地域と連携し、生徒を育てる学校」として、校訓である「自律・自主・創造」を体現する生徒を育てています。
 2年生からは進路希望に応じた3つのコース(Activeコース・Basicコース・Challengeコース)を導入しています。

取組み紹介 Smileアイコン Exchangeアイコン
5つのこころ 感謝する ルールやマナーを守る
ルールやマナーを考える「スマホの使い方」
 野崎高校では、スマートフォンの使い方に関して、生徒自身が考え、ルールやマナーを守った使い方ができるよう取り組んでいます。
毎年、「Osakaスマホサミット」」に参加し、発表を行っています。
 一昨年度は近隣小中学校へ「スマホの使い方」について出前授業を行い、とても大きな反響がありました。新型コロナウイルス感染症が落ちついたら、再度実施したいと思っています。

Osakaスマホサミットの写真
 楽しかったです!スマホサミットを通して、皆で話し合う機会が多く、コミュニケーション能力が身についたと思います。

大東キャンドルナイトの写真
 地域の皆さんと一体となり、大東市内の保育園や小学校から集まったキャンドルも含め、気持ちを込めて並べました。とても時間がかかりましたが、大きな作品を一つ完成したときには、今までに経験したことのない感動を味わうことができました。

「こころ」もテラス大東キャンドルナイト
 毎年大東キャンドルナイト(大東市教育委員会後援)で市内の企業や団体と連携しています。全生徒が一つずつキャンドルカップを作成し、代表生徒たちがボランティアでカップ設置等の活動に参加します。

みんなに「思いやり」を フォークソング中庭ライブ
 コロナ禍の閉そく感を少しでも和らげたい。そんな周囲を思いやる気持ちから、中庭ライブを行いました。フォークソング部員によるバンド演奏や弾き語り、ネイティブスピーカーの先生を含む教員によるバンド演奏等を、昼休みに、教室の生徒に向けて行いました。回を重ねるごとに、各教室の窓からも複数の顔がのぞくようになり、交流が深まりました。

中庭ライブの写真
 Liveを終えるとたくさんの先生方や生徒たちから好評をいただき、部員たちの自信につながりました。

Message
校長 笠井博
「夢をみつけ、夢をかなえる」
 野崎高校では、授業や行事をとても大切にしています。先生たちは、わかる授業をめざし、日々工夫し努力しています。先生も勉強しています。また、体育祭や文化祭では先輩たちは燃えます。先生たちも、一緒に燃えます。野崎高校で「夢」に向かって一緒に頑張りましょう!
 野崎高校は皆さんを「こころ」から応援し、全力でサポートします。


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府立勝山高等学校
府立大阪わかば高等学校
住所 〒544−0014 大阪府大阪市生野区巽東3丁目10−75
学校紹介
 府立勝山高等学校は、大正末期1922年に府立12番めの高等学校として創立した大阪市生野区にある全日制の普通科高等学校で来年100周年を迎えます。
 同じ敷地に令和2年(2020年)府立大阪わかば高等学校が定時制多部制単位制1・2部の高校として開校しました。
 大阪わかば高校は、様々な理由により全日制の高校での学習が難しいけれど、高校卒業をめざす人や、夢や希望をもって自主的な活動に取り組みながら学業と両立させようとしている人たちの学ぶ学校です。

取組み紹介 Greetingアイコン Mutualaidアイコン
5つのこころ 思いやる ルールやマナーを守る
「思いやり」のクリーンアップ
地域清掃からルールやマナーを学びます
 勝山高校では、平成18年から毎年、10月の第一週めに全校生徒からボランティアを募った、学校周辺のゴミを拾う地域清掃を行っています。新入生が大阪わかば高校となった令和2年度も継続し、15年間続く取組みとなりました。令和2年度、感染症対策を講じながら生徒自治会(生徒会)が中心となって取り組み、たくさんの生徒が参加しました。
 「ゴミを拾う」という活動を通して、地域の方から「ありがとう」と言ってもらえ、「こんにちは」とあいさつを交わすことで、社会の一員であることを実感できる機会になっています。
 地域清掃がきっかけとなり、地域の方とのあいさつが増えるとともに、生徒同士が同じ活動をすることで、お互いが交流できる機会となりました。また、ルールやマナー、環境問題を学ぶだけでなく、マスクが多くゴミとなっていることを実感し、感染症対策についても考える良いきっかけになりました。

地域清掃の様子の写真2枚
ゴミの中にマスクがたくさんあってびっくりしました。感染症対策についても、考えるきっかけとなりました。
勝山高校と大阪わかば高校の生徒同士が、交流できて良かったです!話したことのない子と話をして、友達の輪が広がりました!

Message
校長 幸川由美子
 勝山高校は来年100周年を迎える伝統校で、大阪わかば高校は令和2年4月に開校した新しい学校です。クリーンアップを通して、両校の生徒が交流し、ルールやマナーを学ぶ機会になるとともに、地域の方々との交流の場にもなっています。
 生徒の皆さんは、これから学校生活を通して社会生活で必要なコミュニケーション能力や課題を解決する力を育んでいきます。


7ページ
府立金岡高等学校
住所 〒591−8022 大阪府堺市北区金岡町2651
学校紹介
 昭和49年(1974年)に開校した大阪府堺市北区にある公立の高等学校。
通称・略称は「金高(カナコウ)」。
 大泉緑地のすぐ近くに立地し、堺市全域だけでなく大阪市、松原市周辺から通学する生徒も少なくない。主体性や協働力、思いやりのこころを育む機会として様々な授業や行事があり、3年間を通じてきめ細かい進路指導プログラムを用意し多様な進路希望に対応している。部活動も盛んで熱心に活動している。

取組み紹介 Lectureアイコン Exchangeアイコン
5つのこころ 生命(いのち)を大切にする ルールやマナーを守る
生命(いのち)守る交通ルール あかんもんはあかん そう言えるこころを育てよう
 金岡高校では全校生徒のうち9割が自転車通学をしています。自転車通学に関する事故を無くすため、生徒たちがさまざまな取組みをしました。

令和元年度「交通ルールに関する標語」の作成
 短冊展示 北堺警察署とのジョイント
 1年生全体での制作。校内で選別したものを、北堺警察署で選んでもらい、選ばれた作品が立て看板になりました。立て看板は書道部の生徒が清書し、事故多発現場に設置されました。
 他の作品も面白いという声をいただき、要望を受けて大阪メトロ新金岡駅の壁に展示。この展示についても書道選択生徒が清書しました。地域の方々からもたくさんのお声がけをいただき、とても達成感のある取組みとなりました。

令和2年 大阪府警主催「自転車の交通安全標語コンテスト」に出品
 1年生全体で作成。最優秀賞1、優秀賞1、佳作4作品が入賞しました。
 あかんもんはあかん。相手のことを思いやったうえで注意することは生命(いのち)を守るうえで大切なことです。この取組みを通じで生徒同士がこころを育てあう機会になりました。1年生の探究の時間を中心に、今後の取組みは継承されていきます。

令和元年度最優秀賞 立ち止まれ 君の一生 左右する
令和2年度最優秀賞 赤信号 待てないあなたを 事故が待つ

立て看板の写真 
標語が大阪メトロの駅に展示されるとは、思っていませんでした。清書してくれた友達のおかげで迫力があった!と言ってもらえて嬉しかったです!

Message
校長
 交通ルールを守るということは、みなさんの生命(いのち)を守るということにほかなりません。自分のことを大切にするように、家族や友人、学校の仲間をも大切にしてほしい。金岡高校での教育活動を通して、他者に気持ちが伝えられる、人の気持ちを思いやり、人の痛みがわかる、そういう力や感性を育んでほしいと願っています。


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府立門真なみはや高等学校
住所 〒571−0004 大阪府門真市島頭4丁目9−1
学校紹介
 門真市に位置する本校は、総合学科がスタートして4年。「グローバル」「自然科学」「福祉」「子ども教育」「スポーツ」の5つの系列、興味と関心に応じて深く学ぶ10の「フィールド」(英語、中国語、スポーツ、情報、文化、理数、福祉、音楽、美術、書道)が大きな特徴です。日本語指導が必要な帰国子女生徒・外国人生徒入学者選抜も行っており、外国にルーツのある生徒が多く学ぶ多文化を尊重する学校です。

取組み紹介 Interactiveアイコン Exchangeアイコン
5つのこころ 思いやる 感謝する
コロナ禍でも、こころの交流 文通プロジェクト
 門真なみはや高校では、コロナ禍で外出を控えたお年寄りや親族の面会が制限された福祉施設に入所中の高齢者の方々に、生徒が書いた手紙を届けることで励ます「文通プロジェクト」に取り組みました。
 本校の総合学科で「福祉」を選択している生徒が、地域・福祉活動に取り組む市民団体【ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会】を通じて、高齢者の方々に手紙を届けました。生徒は手紙で、買い物で外出することにさえ不安を感じる現状を心配した上で、「こんな手紙でも元気になってもらえればうれしく思います。大変な日々が続きますが、この状況をのりこえて早く元の生活に戻れることを願っています」などと記しました。
 手紙を受け取った高齢者の方々からお返事をいただき、さらにオンライン形式で交流会も行いました。なかには直筆のお返事をくれた方もいて、生徒たちは高齢者の方々の喜びの声に触れることができました。オンライン交流の中で高齢者の方と一緒にできるクイズや体操を実施することで、生徒たちにとってとても良い経験となりました。

オンライン交流会の様子写真 4枚
高齢者の方からのお手紙を持つ生徒の写真

Message
校長 宮田幸四郎
 本校には、部活動や学校行事など、誰もが輝くステージがあります。「フィールド」もその一つです。今回は福祉フィールドの生徒たちの活動を紹介しました。「励ましたい」という思いで始まった文通プロジェクトですが、高齢者の方々からのお返事につづられた感謝や喜びのメッセージで、逆に生徒たちも励まされ、福祉を学ぶモチベーションがさらに高まりました。


9ページ
府立岬高等学校
住所 〒599−0301 大阪府泉南郡岬町淡輪3246
学校紹介
 色彩豊かな岬高校の自然環境は「やさしさ」と「たくましさ」そして、「前に進む力」を育み、生徒を「やる気」にします。岬高校では、「気づき」を大切にする授業、「不安」を見逃さない相談体制により、安心して学ぶことができます。
 1年次には対人関係に不安を感じる生徒に配慮したクラス編成を行い、体育で仲間づくりを意識した授業を行います。2,3年次には4系列(マリンやIT等)で特色ある教育活動を行います。岬高校は通級教室設置校です。

取組み紹介 Mutualaidアイコン Exchangeアイコン
5つのこころ 思いやる 努力する
「こころ」「生命(いのち)」を育む長松海岸海洋美化活動
 岬高校ピリカ同好会(ピリカはアイヌ語で美しい、きれいだ、豊かだという意味)は、大阪府唯一の自然海岸である「長松海岸」やせんなん里海公園に打ち上げられた海洋プラスチックゴミを回収し、分析しています。2年前から授業で活用しているSUP(スタンドアップパドルボート)に乗り、海上ゴミについても回収を行っています。
 この活動を知っていただいた地域の放課後等デイサービスとも一緒に活動することで、未就学児童から高校生まで幅広い年齢の集団で一緒に活動を行っています。スマホアプリを活用し、活動状況やゴミの種類を世界に発信し成果の発表ができるだけではなく、多くの感謝のメッセージをいただくことができ、子どもたちの励みになっています。

SUPに乗っている写真、ゴミ回収の様子の写真等
SUPは校内のプールで練習してから海にでています。この活動は、夏の暑い日も、冬の寒い日も毎週土曜日にあるのですが、やりがいがあって、とても楽しいです。
地域のデイサービスの子どもたちが活動に参加してくれて、さらに楽しくなりました!これからも豊かな環境資源を守る活動を続けていきたいです!

Message
教頭 橋本公貴
 「先生、僕らのやっていることは国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)で2030年までの達成を掲げた17の目標のうちの2つ『海の豊かさを守ろう』、『陸の豊かさを守ろう』に該当しますね。授業で習いました。」と生徒から言われました。このように岬高校では、生徒が活動の意義や目標を理解しながら、授業と校外での体験活動を結ぶ連続性のある多様な学びの場を多く設けています。


10ページ
私立大阪体育大学浪商中学校・高等学校
住所 〒590−0459 大阪府泉南郡熊取町朝代台1−1
学校紹介
 大阪府泉南郡熊取町に所在している私立の中学校・高等学校です。中学校では一人ひとりの個性と可能性を伸ばすため、グローバルプログラムやスポーツプログラムを選択することができます。高等学校では令和3年度より進学アドバンス、進学グローバル、探究キャリア、進学スポーツ、探究スポーツの5コースをスタートさせ、希望進路を叶えるために未来を生き抜く力を育成しています。

取組み紹介 Greetingアイコン  Mutualaidアイコン
5つのこころ 努力する ルールやマナーを守る

感謝を込めて 清掃活動
 中学校生徒会・保健委員会の生徒が中心となって、JR熊取駅前清掃活動を行いました。清掃活動を通して、普段利用している公共の場所も、誰かがきれいにしてくれているんだと改めて気づくことができました。

清掃活動の様子の写真2枚
通行されている方からねぎらいの言葉をかけていただけたときは嬉しかったです。清掃しながら、あいさつをすることも意識しました。とても気持ちよかったです。

あいさつ、気配り 甲子園歩行
 高校男子硬式野球部50名は、甲子園まで約50kmの道のりを歩きました。早朝5時30分に熊取駅を出発し、夕方18時ごろ甲子園球場に到着しました。甲子園歩行は令和2年度で3回目を迎え、歩行中は「すれ違う方々にあいさつをする」「気がついたゴミを拾う」ことを意識しています。遠く険しい道のりを歩むことで、困難を乗り越える力を蓄えることができました。また、励まし、声援を受け感謝のこころを育み、同時に勇気を与えていることを感じることができ、生徒たちのこころの成長につながっています。

甲子園歩行の様子の写真
「あいさつをしてくれて良い気分になった」、「勇気づけられています」という言葉をいただいたときには嬉しかったです。しんどかったけど、頑張って達成感がありました。

Message
校長 工藤哲士
 浪商高等学校は令和3年度に創立100周年を迎えます。本校は建学の精神「不断の努力により、智・徳・体を修め、社会に奉仕する」をバックボーンとして教育活動を行っております。主体的な学びを通して、思いやりの「こころ」を持ちあいさつのできる、気持ちのいい人になってもらいたいと思っています。

11ページ
あなたへ こころのメッセージ
「こころ」
あなたにとってどんなものですか?
「こころの再生」府民運動ではひととしてよりよく生きる力とそれを映し出す行動や生き方までも含めたものが「こころ」だと考えています

社会や時代がどんなに変わっても私たちが、決してわすれてはならない大切な「こころ」があります

あなたが思う大切な「こころ」は何ですか?
「生命(いのち)を大切にする」「思いやる」「感謝する」「努力する」「ルールやマナーを守る」
「こころの再生」府民運動ではこの大切な5つの「こころ」をよりどころにしています

あなたが思う「こころ」をあなたのよりどころにしてください
そして行動や生き方として表現してください


裏表紙 12ページ
「こころの再生」府民運動もずやんのロゴマーク

大阪府・大阪府教育委員会
「こころの再生」府民運動・企画運営委員会事務局
(大阪府教育庁教育総務企画課広報・議事グループ
Tel 06―6944−0351(内線 5469)

このページの作成所属
教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ

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