大阪府の海岸

更新日:2022年10月13日

大阪府の海岸線の総延長は、約227キロメートルあり、このうち大阪府は、神埼川河口部の布屋海岸約1キロメートルと大和川から和歌山県境までの泉州海岸約157キロメートルの合計約158キロメートルを管理しています。
 

■海岸事業の経緯

   昭和36年9月の第2室戸台風の来襲による甚大な被害を受けました。このため昭和36年度から施設の整備が進められ、昭和42年度には、第2室戸台風級に対する防潮ラインの完成を果たしました。
 昭和43年度より恒久的対策として、満潮時に最悪コース(室戸台風コース)を通り既往最大規模の台風(伊勢湾台風)が来襲することを想定し高潮対策事業を進めています。
 この他、侵食対策として数多くの海岸事業も実施され、突堤・護岸・消波堤など、侵食対策施設が建設され、現在に至り安定した海岸地形を保っています。近年、海岸利用ニーズは質量共に拡大しており、これに対処するため、二色の浜、淡輪箱作において環境整備事業を実施し多数の海水浴利用者に親しまれています。また、堺市・高石市においては、海岸保全施設の耐震性の向上など安全な海岸域の形成を図ると共に、都市の快適空間としての海岸整備を実施しています。

■大阪府の海水浴場等の利用について

 大阪府港湾局の管内での海水浴場及び潮干狩りとして親しまれているのは下記のとおりです。

  ・潮干狩り(貝塚市二色の浜、阪南市箱作、岬町淡輪)
  ・海水浴場
    貝塚市二色の浜海水浴場
    泉南市りんくう南浜海水浴場(通称:タルイサザンビーチ)
    阪南市箱作海水浴場(通称:ピチピチビーチ)   
    岬町淡輪海水浴場(通称:ときめきビーチ)
                                                                                                                                                

■海岸美化運動について

 海岸の環境美化を図るにはゴミのポイ捨てや不法投棄を根本的に防止する必要があり、そのためには府民の方への意識啓発が重要であるとの考えから、府民参加の海岸美化活動を行っています。当局では、5月下旬から6月頃には大阪湾護岸で、6月下旬には貝塚市二色の浜海水浴場で、また9月から10月頃には岬町長松海岸(みさき公園の北側)で、地元ボランティア団体等のご協力を得て、海岸の清掃や広報活動を実施しています。
 また、アドプト・シーサイド・プログラム(注)に認定されたアドプト・シーサイド・ハマボウフウ(自然と本の会)、アドプト・シーサイド・二色(貝塚ボーイスカウト団)、アドプト・シーサイド・小島(岬町小島地区まちづくり推進協議会)、アドプト・シーサイド・堺旧港(堺旧港もてなしの心)、アドプト・シーサイド・小津島町東(阪九フェリー(株))、アドプト・シーサイド・なぎさ町(第一警備保障(株))、アドプト・シーサイド・りんくう往来北(海守OSAKA)、アドプト・シーサイド・脇浜(海守OSAKA)、アドプト・シーサイド泉大津旧港(泉大津マリン(株)・大阪府タグ事業協会)、アドプト・シーサイドEnjoy!りんくう(りんくう花火実行委員会)、アドプト・シーサイド諏訪森(浜寺諏訪森西3丁会・浜寺諏訪森西4丁会)、アドプト・シーサイド堺浜(Cifer・コア)、アドプト・シーサイドきららの海を守る会((株)フィッシングマックス)、アドプト・シーサイド岸和田港(港緑振興会)、アドプト・シーサイドクリハラ(栗原工業(株)大阪南支店)、アドプト・シーサイド男里川河口部干潟海岸(男里川水系環境保全活動実行委員会)、アドプト・シーサイド箱作自然海岸(自然と本の会)、アドプト・シーサイドB.B の会(B.B の会)、アドプト・シーサイド匠町(堺ディライトプロジェクト)、アドプト・シーサイド堺匠寮自治会(シャープ堺匠寮自治会)においては、地元ボランティア団体が主催となり、年2回以上の海岸清掃活動を実施していただいております。 そのほか、各種ボランティア団体から海岸美化運動の参加希望が年々増加しており、ゴミ袋等の提供も行っています。

(注)アドプト・シーサイド・プログラムとは、海浜地及び防潮堤管理通路の一定区間について清掃活動を継続的に行う自治会及び企業等に対して、大阪府が活動を支援するプログラムです。


 

 ■海岸愛護月間について           

 大阪港湾局では、安全で快適な生活空間としての海岸の役割について府民の皆様の理解と関心を深めるため海岸愛護運動を進めています。特に、7月は海岸愛護月間として国土交通省、都道府県、市町村などが「"美しく、安全で、いきいきした海岸"を目指して」を推進標語として、1、海岸愛護思想の普及と啓発、2、良好な海岸環境の創出、3、海岸の適切な利用に関する啓発、指導等に取り組んでいます。 

(主な取り組み)

○海岸に関する広報活動の実施

報道機関等の協力を得て海岸・港湾に関する広報活動を積極的に実施しています。

○海岸愛護団体の育成等

沿岸地域住民等の協力を得て、海岸愛護団体の組織化及び育成強化に努め、顕彰等の措置を通じて海岸や港湾の愛護思想の高揚を図っています。

○海岸清掃等による良好な海岸環境の創出

沿岸地域住民等の協力を得て、海岸や港湾に投棄された空き缶等のゴミの清掃等を行い、快適でうるおいのある海岸環境の創出を積極的に推進しています。

○海岸の適切な利用に関する啓発、指導

海岸のパトロールや適正な利用への呼びかけ等を実施することにより、沿岸住民や利用者に対して海岸の適正な利用についての啓発、指導を行っています。

○沿岸住民及び海岸利用者に対する啓発

海岸をみだりに自動車、資材等の置場や作業場等として使用しないよう注意を促すとともに、ゴミ等を投棄しないよう呼びかけを行う等、啓発に努めています。

 

 ■大阪府海岸漂着物地域対策推進事業報告書(概要版)           

 大阪府は、平成21年度から平成23年度に、国が創設した「地域グリーンニューディール基金」を活用して、海岸における良好な景観及び環境の保全に深刻な影響を及ぼしていると考えられる海岸漂着物対策に取り組み、このたび、その結果を概要版としてとりまとめました。今後とも、関係機関等との連携を図りながら、きれいな海や海岸・港湾の環境保全に取り組んでまいります。

 【概要版】大阪府海岸漂着物地域対策推進事業報告書 [PDFファイル/4.48MB]  [Wordファイル/638KB]

このページの作成所属
大阪港湾局 大阪港湾局 施設運営担当

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