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この夏の電力需給は、極めて厳しい状況です。この夏を乗り切るには、とりわけ、電力需要のピーク時への対応の成否がカギ。ご家庭単位での節電努力を基調に、大阪全体の知恵と工夫、協力で一昨年夏に比べて15%以上の節電の達成をめざします。
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8月の電力供給力は2,542万kWの見通し。対する電力需要は、平成22年度並の猛暑を想定すると、最大で2,987万kW。約445万kWもの需給ギャップがあります。関西広域連合として、平成22年度比で15%(445万KW)以上の節電目標を設定しました。
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節電が必要な期間は、7月2日(月曜日)から9月7日(金曜日)まで。
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節電が必要な時間は9時から20時まで。特に、電力需要の多い13時から16時までで、重点的に取り組む必要があります。
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家庭部門では、電力需要全体の1/4を消費し、そのうち、1/2程度がエアコン使用によるものです。エアコンだけで約400万KW。夏場のピークカットには、家庭のエアコンを止めて外出することが効果的。
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家のエアコンを切って、楽しく涼しくちょっぴりおトクな「クールスポット」に出かけていただく「家族でお出かけ節電キャンペーン」の実施メニューをいろいろ検討中です。
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プールや博物館、植物園などの公共施設で、入場料割引、クーポン券の発行、プレゼント、イベント等のサービス提供などを実施予定です。このキャンペーンでも、大阪府市は足並みをそろえて取組みます。また、府内市町村にも実施を働きかけているところです。
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ショッピングモールや百貨店、映画館、遊園地などの民間施設・店舗に、順次賛同を呼びかけています。さっそく「イオン」さんから、キャンペーンへのご協力の快諾をいただきました。
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これらのおトクで楽しい情報の詳細は、インターネットやスマートフォンで情報提供します。サービスの内容やクーポン提示の条件などを、ご確認ください。節電ポータルサイトは、6月中旬ごろをめどに開設する予定です。
「家族でお出かけ節電キャンペーン」は、公の施設のみならず、民間の施設等において、一歩踏み込んだ集客の工夫、魅力アップにより、大阪全体として大きな節電につなげることをめざすものです。ぜひご協力ください。
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7月のキャンペーン開始に向けて、関係者と引き続き協議を行っていきます。また、新たな参加施設は、節電ポータルサイトに随時追加していきます。
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お出かけ節電キャンペーンのほかにも、関西電力が実施する「節電トライアル」にプレゼント企画を上乗せする「節電トライアル宝くじ」や、節電教育の実施、省エネグッズの普及キャンペーン、事業者への呼びかけを検討中です。関西広域連合での取組みとして展開する予定です。
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府庁においても、庁舎等において、冷房28℃や昼休み消灯等の昨年度の取組みに加え、照度のさらなる見直しや、昼休み時間のシフトなどの取組みを検討中です。
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中長期的な観点からの戦略として、大阪市と連携し、大阪における新たなエネルギー関連事業のアイデアを募集します。あわせて、府有地を活用したメガソーラーの事業者も募集します。
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大阪で電力事業の実施に意欲のある事業者、エネルギー関連事業にノウハウをお持ちの事業者から、4つのカテゴリーでの幅広い提案を募集します。
1.大阪での電力供給ボリュームの拡大
2.新エネルギー産業の事業化
3.地域分散型の電力セキュリティ都市
4.環境にやさしい省エネ社会
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大規模天然ガス発電所、太陽光発電、コジェネレーションシステムなど、提案の例をいくつかお示ししています。これ以外に様々なアイデアをお寄せいただくことを期待しています。
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電力の需要サイドである民間企業や、PPSなど既存の供給事業者にもアンケートなどを行い、新しいエネルギー関連事業へのニーズを探ります。ご提案については、府市のエネルギー戦略策定の参考にさせていただきます。お問合せは、政策企画部企画室まで。
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メガソーラー事業に利用可能な土地として、泉大津フェニックスの上部利用のめどがつきました。広さは、約25ヘクタール。18メガワット程度の太陽光発電施設が整備できるものと考えています。現在、今年度中の正式な公募に向けて関係機関と調整中です。
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詳細は検討中ですが、土地の貸付期間20年。一般競争入札により事業者を決定することを想定しています。お問合せは、港湾局まで。
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地域に責任のある広域自治体として、できることに取り組みながら、成長を持続させるための中長期なエネルギー戦略を構築し、「新たなエネルギー社会づくり」に挑戦します。
このページの作成所属
府民文化部 府政情報室広報広聴課 広報グループ
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