機械式立体駐車場では、利用者が機械に挟まれ死亡するなどの事故が発生しています。機械式立体駐車場では車を載せて動かすために大きな力が働くので、ひとたび事故が生じた場合には、重大事故につながる危険性があります。
機械式立体駐車場での事故を防ぐには、製造者、設置者及び管理者における駐車装置の安全性の確保はもとより重要ですが、利用者において自分が駐車装置を操作するときに、利用される皆様の安全を確保するために注意していいただきたいことをお知らせします。
なお、このことについては、消費者庁、国土交通省より注意喚起されています。
機械式立体駐車場での注意点
・運転者以外は中に入らないでください。
・子供が装置に近づかないように細心の注意を払いましょう。
・他人の鍵が挿さっているときは使用中です。
二段方式・多段方式の注意点
・死角に人がいるかもしれません。隅々まで確認してください。
・装置内へ人が立ち入らないようにしてください。
・操作盤の昇降ボタンを器具等で固定して使用しないでください。
エレベーター方式の注意点
・センサー等に頼らずに、自分の目で装置内に人がいないことを確認してください。
・操作中に不測の事態が発生した場合には、
(1)迷わず、非常停止ボタンを押してください。
(2)至急、操作盤に記載されている緊急連絡先へ連絡してください。
機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドラインの策定等について
・一般のマンションなどに設置される機械式立体駐車場についても、このガイドラインを参考に安全対策を講じていただくようお願いします。
このページの作成所属
都市整備部 住宅建築局建築指導室建築安全課 監察・指導グループ