障がい者に対する府民の理解の促進を図るため、府民を対象に「心の輪を広げる体験作文」及び「障がい者週間のポスター」の
募集を行ったところ、多数のご応募(作文108点、ポスター105点)がありました。
厳正な選考の結果、大阪府の入選作品が決定しましたのでお知らせします。
小学生部門
最優秀賞
酒井 翔馬(四條畷市立くすのき小学6年)
心の病気とは?― 心の声に耳を傾けて ― [Wordファイル/19KB]
優秀賞
八木 煌太(和泉市立伯太小学校3年)
「天国で見えていますか、おばあちゃん」 [Wordファイル/16KB]
古崎 翔(寝屋川市立楠根小学6年)
「障がいがあっても」 [Wordファイル/17KB]
※「崎」は正しくは、つくり部分が「立」に「可」
中学生部門
最優秀賞
畑 玲音(吹田市立第一中学校3年)
「元気の発信源」 [Wordファイル/16KB]
優秀賞
加々尾 真歩(大阪教育大学附属平野中学校1年)
「あ、手伝いますよ」 [Wordファイル/18KB]
松井 路美(大阪教育大学附属平野中学校1年)
「助け合い」 [Wordファイル/16KB]
高校生・一般部門
最優秀賞
堀口 英一(関西創価高等学校1年)
「マイヒーロー」 [Wordファイル/18KB]
優秀賞
瀬村 柚乃(ルネサンス大阪高等学校1年)
「コミュニケーションの方法」 [Wordファイル/17KB]
豊田 高志(フジアルテスタッフサポートセンター株式会社)
「障がいは個性 ― 見つけた本当の幸せ ― 」 [Wordファイル/18KB]
小学生部門
最優秀賞
上羽 愛華(八尾市立竹渕小学校3年)
作品 [画像ファイル/719KB]
優秀賞
大前 乃梨華(八尾市立大正北小学校3年)
作品 [画像ファイル/739KB]
鳥屋尾 明日香(松原市立中央小学校3年)
作品 [画像ファイル/739KB]
中学生部門
最優秀賞
後藤 花恋(高槻市立第六中学校3年)
作品 [画像ファイル/295KB]
優秀賞
石川 耀菜(高槻市立第六中学校3年)
作品 [画像ファイル/272KB]
梶原 昌哉(高槻市立第六中学校3年)
作品 [画像ファイル/667KB]
今年度も、「心の輪を広げる体験作文」と「障がい者週間のポスター」に多数のご応募をいただき、ありがとうございました。また、入選された皆様には心からお祝いを申し上げます。
今回入賞されました作文は、いずれも、それぞれの経験を通して作者の考え方がどのように変化したかが具体的に書かれており、読む側に、作者の想いを訴えかける力のあるものばかりでした。障がいのある家族との暮らしの中で、努力することや、心と心で会話してお互いを理解し合うことの大切さを学んだことがしっかりと伝わってくる作品、障がいのある友達とのやりとりの中で自身の障がい者観が変化した様子を軽妙な文体で描いた作品、障がいのある父親の、何事もあきらめず積極的にチャレンジしていく姿勢を敬愛し、手本として自身も実行しようとしている姿が心を打つ作品など、素晴らしい作品が寄せられました。
またポスターでは、盲導犬の活躍の様子を子どもの目線から愛情を持って描いた作品や、スマートフォンの普及という最近の事象を捉えて、障がいのある人に対する配慮や理解を訴える作品など、豊かな表現力と、障がいのある人もない人も、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現を願う温かな想いが感じられる力作ぞろいでした。
近年、障がい者施策を取り巻く状況は大きく変化しております。障害者基本法の改正等、国内法の整備を経て、平成二十六年一月、我が国は障がい者の権利を実現するための措置等について定める国際条約である障害者権利条約を批准しました。また、来年四月には、障害者基本法の基本的理念にのっとり、障がいを理由とする差別の解消を推進する障害者差別解消法が施行されます。
こうした法制度の動きを受けて、大阪府としましても、障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に尊重しながら共生する社会の実現のため、より一層、府民の皆様に広く障がいへの関心と理解を深めていただく取組みを進めていくことが重要だと考えております。この作品集を通じて、障がいへの理解を一層深めていただければと思います。
今回の募集にあたって、ご協力いただいた関係機関ならびに審査員の皆様には、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
この作品集が学校や地域で広く活用され、真の共生社会の実現に向けて府民の皆様が、支え合いの取組みをさらに進められることを心から願っています。
大阪府知事
このページの作成所属
福祉部 障がい福祉室障がい福祉企画課 権利擁護グループ
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