※ 健康な方であっても便秘が大きな話題になり、そのための多種多様な商品があふれています。現代人にとっては習慣的にきちんとしたお通じが課題になっています。しかし、脊損者にとっては、自立も自律も、何よりも普通の生活を送る前提になるのが、マヒによって引き起こされる排便の困難をコントロール(管理)できることです。脊損者のマヒによる排便困難への対策は、健全者と原因も方法も大きく異なっています。
排便については、これまでは、病気でもないので医療的にはあまり研究されておらず、噂話や俗説として広がっています。また、脊損者や医療関係者からの問い合わせも多いので、この冊子の本来の目的ではありませんが、下剤を使った基本のパターンを記載します。
この他に、摘便、浣腸、洗腸、人工肛門(ストーマ)、盲腸ポートなどの方法があります。詳細は、脊損協会のホームページをごらんください。
以下にいくつかの排便時間に合わせた食事と下剤服用のパターンを例示しています。
基本は就労生活を目的にしています。これを参考に試してください。
しかし、最終的には自分のライフスタイルにあった方法を見つけてください。
基本形ができるとバリエーション対応ができるようになります。
このページの作成所属
福祉部 障がい福祉室地域生活支援課 地域生活推進グループ
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