平成23年度第3回評価委員会 議事概要

更新日:2012年9月12日

                                             小規模事業者等支援施策評価委員会 議事概要

                                                         

                                                                                                              

1.日 時  平成23年10月24日(月) 午後2時00分から4時00分

 

2.場 所  咲洲庁舎 25階 大会議室

 

3.議 事

(1)平成23年度 経営相談事業の評価について

   事務局より、平成23年度経営相談事業の評価について説明。

 

【質疑応答】

○利用者満足度調査の方法について

(評価委員)

団体がアンケートを手渡しするのは、公平性の観点から疑問。

(評価委員)

 発送と回収については、客観性を保つために府が直接行った方が。

(事務局)

 公平性の観点、というご意見をいただいたが、悩ましい。団体の中でも、同じ危惧をしているところもある。そういう声が出るなら、逆に大丈夫とも思っている。府から発送する場合でも、団体から利用者への声かけはあるので、一定のバイアスはある。考え出したらキリがない。回収率を高めるために、支援終了後、期間を置かずに郵送するという工夫も考えているが、支援終了後に団体から渡してもらうという方法が一番ホットな声が聞けると思う。

(評価委員)

 やはり懸念がある。これまでも差がつかないくらい高評価だった中で、調査票がよくなっても、バイアスによりまた差がつかない可能性がある。回収率の向上は団体の工夫に任せては。

(評価委員)

 団体に任せると、事業者が記入を団体に「お任せします」になりやすい。やはり、府として客観的なデータを集めてますと言いたいところ。

(評価委員)

 団体にがんばってもらうしかない。府のためにやめておいた方が。

(事務局)

 反映するといったことで、団体から連絡はできるし、どちらにしてもバイアスはかかる。50歩100歩。

(評価委員)

 手続き的に担保はしておいた方が客観性が保てる。

 

○利用者満足度調査の様式について

(評価委員)

 アンケート様式は、以前から6段階か。「大変そう思う」と「ややそう思う」の間の「そう思う」が中途半端。自分ならどう回答するか考えたが、迷いが生まれるかもしれない。こういう手法に詳しくないが、そういうものか。

(事務局)

 以前も「できた」「できなかった」というような6段階。

(評価委員)

 大体、1と6には振れないのでそこからさらに3・4・5の中での選択になると思う。こういう手法自体はある。普通に偏るので、奇数にはしていない。

(事務局)

 補助金反映の基準は4と5の間で分かれている。

(評価委員)

 あまり基準を明確にすると、小さな団体なら補助金増額に必要な満足度を計算してしまうこともあるのでは。穿った見方だが。

(評価委員)

 調査票が支援ごとの満足度となっているが、実績が少ない支援も含めて評価するのか。

(事務局)

 トータルで見てしまうと、この支援は良かったが、この支援はあんまりというのが見えない。団体の満足度は平均を取るが、評価のフィードバックは個々の支援ごとに行う。

(評価委員)

 一番多い支援に絞るという方法もある。かなりデータベースが蓄積されてきている中で、支援を2つに絞るというのは不安がある。紙面の都合もあると思うが。全体についてどうか、また個別の支援についてどうかが全部聞ければ一番よい。過去からの比較もできる。

(評価委員)

 マル経融資の場合、「課題を見つけるのに役立ちましたか」に答えるのは難しいのでは。

(事務局)

 団体に説明した際には、マル経融資では「自社で解決・・・」は回答できないという意見ばかりで、その点については特になかった。

(評価委員)

 資金調達が必要になった背景を自社で見つけることができますか、という意味では。資金調達は課題がひとつではなく原因がよく理解されていない。

(評価委員)

 本当は借りずに事業をやめた方がいい事業者もいるだろう。

 

○利用者満足度調査の回収率について

(評価委員)

 前回の評価の回収率の平均は?

(事務局)

 商工会・商工会議所は38.5%。

(評価委員)

回収率には、相談者の関心が表れているともいえるので、反映すること自体はよい。

(評価委員)

見える化して他の団体はこんなに高い、というようなプレッシャーを与えてムードを上げていくという方法もある。

(評価委員)

回収率は満足度調査の客観性に影響することなので、調査結果に回収率を掛けるという方法もある。少ない声の結果はどうかと思う。また普段からの団体の努力も必要。

(評価委員)

 回収率はコントロールできない。これが上がったから自立度や成長度が上がるかは分からない。回収率を評価する事務局の思いを聞きたい。

(事務局)

 回収率は団体によってかなりの差がある。アンケートの実施を通じて、府の補助事業であるということを事業者に説明してほしいし、1人でも多くの声を聞きたいと思いから、回収率を評価対象としている。

(事務局)

 少ない回答で評価が高かったところを高評価とは言えないので、一定割合を得たという信頼性、担保として回収率を評価対象としている。基準をすべて満たせば補助金が増額になるというだけで、減額はないと思っている。これを積極的に評価しているというかどうかだが。また、自己の位置の把握により団体が主体的に回収率向上に取り組んでくれれば、サービス向上にもつながるという視点もある。回答を依頼してもらうこと自体が意識改革にもつながる。仕組みとして取り入れたいという思い。

 

○評価結果の補助金反映について

(評価委員)

 補助金増額の基準として、前回の結果からすると、1団体しか該当しないという基準は高く感じる。

(事務局)

 たしかに3つの基準をすべてとなると、ハードルは高い。予算次第では、ケースバイケースで徐々に緩和していく。最初から基準をあまり低くするのも意味がない。中間調査の結果も見て決めたいと思っている。

(事務局)

 満足度調査の結果に客観性を持たすための仕組みで、回収率に応じて補助金額が変動するわけではない。増額のための基準として導入した。ご理解いただきたい。

(評価委員)

 現在は絶対評価だが、実数によっては相対評価になってもいいと思う。考える余地は残しておいた方が。

(事務局)

 今後、見直しは続けていくが、当面は絶対評価で全体の底上げをはかりたい。絶対評価だと数は増えるが、どの団体にもチャンスがあるという仕組みにするため。ゆくゆくは、基準の線を引き直すなど見直しも必要。

 

○カルテ記載内容の評価について

(評価委員)

 以前も言ったが、カルテは相談が簡単なほど課題把握も簡単。それで配点が高くてもよいか。

(評価委員)

 結果が「支援した事実のみ」となり評価は低くなるのでは。

(評価委員)

 基準を細分したことで、評価作業はしやすくなりそうか。

(事務局)

 以前は、標準の中でも差が大きかったので、それよりは。

 

○その他

(評価委員)

個人的には、かなり深まってきたという印象。補助金反映の方向性も、かつてから委員会でも議論していたところ。

(評価委員)

 団体からアンケートを渡す場合のバイアスの件については、両面あるがやはり難しいと思う。カルテについては、特に意見はない。前向きに回収率を上げていこう、評価結果を補助金に反映していこうという姿勢はよい。

 

(2)その他

○事務局より、平成23年度地域活性化事業の評価について説明。

(評価委員)

 開始以来、様々な工夫がされてきているが、もう一息という感じ。

(評価委員)

 イベント系が多いように感じる。一回やればよいではなく、地域での継続を評価したい。地域特性はそれぞれある。堺・東大阪・八尾であれば小さな工場が多い。また高槻・茨木・枚方などは住宅街。地域特性をどう継続させるかについては、事業計画の前文にも少しあるが、もう少しはっきりさせたい。

(評価委員)

 今年度は個々のイベント参加企業へ与えた効果を測定していくということだったと思う。

満足度を必ずとるということになるが、誰が調査するのか。団体か。

(事務局)

 そう。

(評価委員)

 セミナーに参加しても、最終どうなるかはわからない。セミナーは1人でも多く来てもらうことが重要だが、効果を測るのは難しい。例えば、創業であれば創業できたどうかでわかる。事業者をフォローしていくための顧客管理システムのようなツールがあれば。

(事務局)

 フォローは当然必要。あまり人数が多いところとなると難しいが。成長の兆しの見えた事業所をまず攻めていってほしいと思っている。

(評価委員)

 フォローは他の業務があっても、分担するなどすればできると思う。やってみてほしい。追跡していくと次の考え方が変わってくる。

(評価委員)

 地域のイベントに携わっていく中で、事業者が自立していくという事業が望ましい。誰かにお膳立てしてもらった企画ではなく。

(評価委員)

 地域活性化事業を通じて、事業者に元気になってもらう、ある種人材育成のような機能が果たせればと思う。その効果を定性的に把握し、納得ができればよい。現在のところロールモデルがない。基準を明確にしてきちきち評価するのはどうか。アカウンタビリティが果たせる程度であればよい。派手なイベントより静かで身のある事業を。そこが本質。

(評価委員)

 東大阪にある異業種交流グループには、リーダーシップを取れる人がいる。国が事業継続対策としてM&Aの調査を行っているが、後継者問題は深刻。小規模事業者が求めているような人材マッチングも重要。どれだけマッチングができて、どれだけ雇用につながったか、地域の新産業、新産品がどのくらい出てきたかなどいくつか指標はある。やはり、事業者の自主性や自立の観点が基本。それを側面からサポートするのが団体の本来の役割。リーダーが現れないと難しいが。また、それを指標にするのも難しい。

(評価委員)

 事業への事業者の関わり方で一定評価できると思う。イベントを全て手弁当で行っている事業者もいるが、やればやるほど自立していく。お客さんがどう思ったかよりも、実施している側の方が勉強になっている。慣れてくると、段取りも早い。

 

○事務局より、経営相談事業の支援メニュー及び単価の見直しについて説明。

 

○事務局より、今後の小規模事業者等支援施策評価委員会のスケジュールについて説明。

 

(以上)

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室経営支援課 経営支援グループ

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